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2011年6月30日 (木)

河北ウィークリー・ジュニア夏号。

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「河北ウィークリーせんだい」の「ジュニア夏号」に
宮城の中学生へのメッセージを描かせてもらいました。
「中学生にエールを」と依頼された時は
正直言って、今の困難な時代を生きる中学生達に
何をどう伝えたら良いのか、悩んでしまいましたが
ウンウンと考えた挙げ句
娘達に毎日のように言っている言葉を
そのまま書かせてもらうことにしました。


「今、大丈夫じゃなくても
きっといつか『大丈夫な時』がやって来る。
そう信じよう、今は」


娘達に言ってやりながらも、
自分に言い聞かせている言葉です。
今という時代は
子どもも大人も、みんな不安なんだよね・・・・。
だからこそ、無理矢理にでも「大丈夫」って信じたいのかもしれません。
そんな弱気を隠しつつ
「大丈夫」な世の中になるよう、
大人は頑張っているのですよ、中学生諸君。


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井上も、世の中にいろんなことを伝えるために
毎日こんな風に頑張ってます。
「自分に何が伝えられるんだ!」と自問することもしょっちゅうですが
それでも自分なりに奮闘しております。
これは先週の仕事机の様子(ネーム中)。
荒れ放題です(笑)
ちなみに今は次の作品のネーム中。
仕事机の荒れ様は変わりません。


今日は、そんな荒れ机で仕事していると
以前、取材でお会いした福島県の南相馬市のTさんから
メールが届きました。
新潟へ避難中のTさんご一家。
お子さんのために移住を決められ、
避難所を出た後の生活再建のために、毎日奔走中とのこと。
それまでの仕事や住居、
そして歩んできた人生で培ったもの全てに見切りをつけて
ゼロの地点から新しい生活に踏み込むのは
並大抵のことではないと思います。
今の困難な時を、ご一家で乗り切られる日が来ることを
心から願っています。


いろいろあるけど
私も頑張ろう・・・。
うん。

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2011年6月28日 (火)

頑張っている人が多い世の中を感じた夜。

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被災した子どもの学習サポートを中心に
被災地教育の支援活動をしている団体の
NPO法人設立総会に出席しました。



取材をさせてもらったご縁で
設立にあたり、お誘いを受けて正会員に登録させて頂いたのですが
震災後、「子ども達のために!」と学習支援団体を立ち上げ
たった3カ月でメキメキと活動の幅を広げている
NPOアスイク代表・大橋さん。
おっとりとした外見をした、熱いお兄さんで(笑)
思慮深く、頭脳明晰、放っておいても人が寄ってくる・・・と
ソーシャル界の貴公子的存在なのです。
昨夜も総会でお話を聞きながら
「この人なら何かやるかも!」という期待をバンバン抱いてしまいました。



そのうえ設立会員になった方々も、錚々たる顔ぶれ。
この団体のメンバーとして私に何ができるかわかりませんが
微力ながら、お役に立てることをしていけたら・・と思っています。



設立総会の模様は「NPOアスイク」のサイト内でも
報告されています。
NPOアスイク・活動報告ページはこちら。


学習サポートだけにとどまらず
今後も広く展開していく団体になるでしょう。
応援してくれる方々が増えてくれると嬉しいです。

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2011年6月24日 (金)

Aging BIBLE掲載されています。

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6月20日発売の「エイジング・バイブル」に
井上の書き下ろし漫画と、
インタビューしてもらった記事が掲載されています。


この本、すごいんですよ!
出来上がった本を見せて頂いてビックリしたのですが
こんなに詳しく丁寧に女性ホルモンが気になるお年頃の女性に向けて
書かれた本は無かったんじゃないかなあ・・・。
「バイブル」の名の通り、これはマダム世代の女性必読。
更年期や女性ホルモンについて書かれた家庭医学書を買うなら、
まずこの「エイジング・バイブル」を読むべし!と
一読者として言いたくなる本です。
私もこれでお勉強しよう。



その本の中で
井上が描かせてもらったHRT体験談漫画、
皮膚科専門医の、まのえいこ先生の更年期体験は壮絶でした。
こんな大変な思いをしても、症状改善の道があるのは
女性としてとても励みになると思います。

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で、井上のインタビュー記事ですが・・・
わ・・・
震災前に撮ってもらった写真なので
何だか懐かしい・・・・。
それに何だか丸いし(笑)
こんな調子でしょっちゅう膨らんだり小さくなったりしているので
現在とどれだけ体重が違うのか、もう思い出せませんが
こんな困りものの素材でも、すごく素敵に撮ってもらっていて嬉しいです。
プロのカメラマンさんって、すごいですねぇ・・・。


この「エイジング・バイブル」のブログでは
編集長やライターさんによる
ダイエット情報や、おしゃれなカフェ情報、
夫・ナイスミドル化計画日記(微笑)など
読み応えのある記事が頻繁に更新されています。


「エイジング・バイブル」のブログこちら


プロフィール写真の編集長は、なぜか後ろ向きになっていらっしゃいますが
1955年生まれとは、絶対に思えないほど
チャーミングでオシャレな女性なのです。
震災直後は、被災地にいる井上を心配して下さり、
「何か欲しい物は!?」と連絡をして下さいました。
私がリクエストしたのは1冊のファッション誌。
(書店は軒並み閉店、アマゾンも届かない時期でした)
なのに、あの混沌とした時期に
付録付きファッション誌6冊、料理本2冊、
美味しい洋菓子に漢方薬までドバーッと届けて下さったのです。
何をされるにも熱意のある編集長の人格が
この「エイジング・バイブル」にも現れているなあ・・・と思います。
同じ女性として
多くの女性に読んでもらいたい1冊です。



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2011年6月22日 (水)

「週刊きみどり」再開してます。

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震災後、紙面構成の関係から休載になっていた
河北新報のイラストコラム「週刊きみどり」ですが
先週から連載が再開されました。
震災前と変わらず、毎週火曜日の掲載です。



今日はこれから来週の原稿を書く予定です。
もう6年も連載させてもらっているのに
再開後1回目の原稿は、やたら緊張しました。
再開後3回目となりますが、まだ緊張しています。
どの作家さんや漫画家さんも同じでしょうが
震災後は文章にしろ、漫画にしろ、
表現活動をすることの難しさを感じます。
だからこそ、描かなければ・・・という思いもあり、
葛藤というより、もはや「自分との闘い」という感じです。



そんな、いろんな思いでグルグルしながら
自分自身からのパンチを喰らいながら
今日も机に向かっています。






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2011年6月21日 (火)

また。

また。
徹夜仕事中。
頑張ろう。

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2011年6月20日 (月)

いろんな新聞に掲載してもらいました。

5月下旬に共同通信社の方から取材を受けた記事が
いろんな新聞に掲載されたようです。

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記者さんがわざわざ各掲載誌を
カラーコピーして送って下さったのですが
掲載されたのは以下の新聞。

岐阜新聞
信濃毎日新聞
京都新聞
中国新聞
岩手新聞
大分合同新聞
徳島新聞
山陽新聞
西日本新聞

井上の写真が挿入されているのは西日本新聞さん。
西日本出身だからかな(笑)
お気遣い感謝です。

この記事に書かれているように
震災後100日が経過し、
震災に深く心を痛めた方達の中には
精神的な不調を感じる人が多くなってきました。
節目の時期なのでしょうか・・・実は私も最近結構、ツライです。
どうしたって抵抗できない、逃げられないほど大きな
不安感や空しさ。
この辛さを否定せず、
「私は今、辛いんだ」ときちんと認めて生活をすることが
対処の第一歩かもしれません。
この新聞記事を目にされた方々が
「自分だけじゃなかったんだ」と思って少しでも安心される事を願っています。


取材して下さった共同通信社・ウーマンアイ編集部のOさん、
掲載して下さった新聞社の皆さん、
ありがとうございました。

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2011年6月17日 (金)

「孫育!」掲載号発売中。

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今月15日発売の竹書房「すくパラ」に
孫育てをテーマにしたレポート漫画「孫育!」が掲載されています。


今回のグランマは宮城県在住のグランマ。
被災して、ご自宅に住めなくなったことから始まった
お孫さんとの同居生活を
明るく淡々と送っていらっしゃる、強いグランマです。
1歳のお孫さんと共に
どんな被災生活を送られたか?を中心に描かせて頂きました。
実際の被災地には、悲しい話だらけなのですが
今回は、このグランマのカラーに合わせて
明るく、淡々とした被災体験を綴らせてもらっています。
お読みになった方々が、何か感じてもらえたら嬉しいです。

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そしてこの漫画の巻末には
↑こんな単行本のADが・・・・。


去年の春、実に2年がかりで出した単行本なのですが
著者のクセに、この単行本、いつ見ても冷や汗が滲みます・・・。
何キロ痩せようと、ダメっぷりは永遠のようで
この1週間でワタクシ、6キロ増量しました(大笑)


いや、笑い事ではありません。
笑ってもらおうと思って夫にその事実を告げると
真顔で頭をヨシヨシされました。
無言でした・・・・(笑)


でも、ま
これぐらいの増量は、しょっちゅうやっているし
急激に増量したお肉は割とスパッと減るモンで
本人はあまり落ち込んでいないのですが
今年の夏用に買っていたクロップドパンツが履けなくなっちゃったので
さすがにそろそろ何とかしようと思っています。


一生ダメダメなんだろうなあ
私って。
・・・と開き直ってみたりして。
今度からは、せめて
体重の増減を3キロくらいにしてみよう・・・。

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2011年6月16日 (木)

LEEに掲載してもらいました。

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今発売中のLEEに、井上のボランティアワーク「救急箱」のことを
少しばかり取り上げてもらいました。

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あはは、思いっきりリラックスして話し込んでます(笑)
写真撮られる時くらい、
背筋のばしたり、顔のばしたりしなきゃいけませんね。
反省。

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今号のLEEの料理特集は「トマト・なす・きゅうり使いこなし大作戦」。
きゅうりを加熱して食す方法が紹介されています。
体が冷えなくて良いかも。



ベルラーシ共和国のベルラド研究所によると
きゅうりはキャベツに次いで放射性物質を取り込みにくい野菜とか。
もったいないけれど、表面はピーラーで剥いた方が良いそうです。
農作物の放射性物質除去の方法は「からだとこころの救急箱」に
まとめてありますので、ご興味がおありの方はどうぞ。

↑上記サイトは終了しました。


ストロンチウムと魚類摂取の対策なども
記事にまとめてお出ししたいと思ってはいるのですが
只今、〆切山登頂中で(しかも、はしご)
残念ながら時間を捻出できません。
下山しましたら、各種情報をまとめてお伝えしたいと考えていますので
しばしお待ち下さいませ。




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2011年6月15日 (水)

迷いの末に。

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今日は震災をテーマにした連載漫画
たちの震災物語/ハート再生ワーカーズ」が掲載されている、
集英社YOUが発売される日です。


そもそも、この漫画は
災害支援しているNPOの活動レポートを
1話完結の読み切りで描くつもりでした。
しかし、いざNPO5団体の活動を取材してみると
各団体が濃くて、熱くて、とても1話にまとめられない!ということで
3回の短期シリーズに。
そして7月から始めようと準備を進めていた、
子どもの病気をテーマにした体験談漫画の連載枠があったので
その後、子どもの病気をテーマにした漫画の連載を先送りにして
ハート再生ワーカーズ」連載が決定しました。


しかし、前回、
1回目の「赤ちゃん一時避難プロジェクト」を描いてみたら
震災について描くのであれば
支援者のストーリーだけではなく、
被災者のストーリーも描かなくては片手落ちなのではないか?と
考えるように・・・。
うっかり漫画家になって、十数年。
自分の生活ばかり描いてきて
「エッセイ漫画家」と呼ばれていた私。
でも、今回ばかりは自分のことではあっても、
「被災の事は描かない!」と心に決めていたのです。
震災後、「井上さんの被災体験を漫画に」という
オファーもお断りしてきました。
正直なところ、「描かない」のではなく
「描けない」と思ったからです。


でも漫画家の私ができることは「描いて、伝えること」だけ。
偶然「被災地」と呼ばれる仙台に住んでいて
「被災者」となった私にできることは
やはり「描いて、伝えること」だけだと、思い至ったのです。

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ずいぶん迷った末、
描かせてもらうことにしたのが今回の被災体験。
津波で大きな被害を受け、
地盤沈下や汚臭問題が深刻化している宮城県石巻市にある、
「石ノ森萬画館」のスタッフ・Oさんの壮絶な被災体験談です。
描きながら、私自身も辛い気持ちになることがしばしばありましたが
今は、描かせてもらって良かったと思っています。

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これが今回描かせて頂いた、石ノ森萬画館の正面玄関。
震災後約3カ月。
ボランティアさん達の働きで、ここまでキレイに整備されました。
3月11日は津波により萬画館の1階が天井付近まで浸水。
正面スロープの「石ノ森萬画館」の「萬」の字が
水の勢いで、はぎ取られ、流されています。
当日、Oさんは、この建物の中で
たった一人で津波と闘っていました。

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萬画館がある、北上川の河口付近の中州は
殆どの建物が津波によって流され、
今も瓦礫が残されたままです。
中州の河口側は地盤沈下により、時間によって一部が浸水しています。

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萬画館から車で2〜3分の距離にある石巻市中心部の商店街も
まだこんな風に津波の傷跡が残ったまま・・・・。


たった15ページの漫画では
すべてを描き切ることはできなかったけれど
新聞やテレビのニュースでは伝えられない、
体験者さん達の感情を伝えることができたら・・・
と思って描きました。
是非、多くの方々に読んで頂きたいと思っています。


同じく本日15日に発売の
竹書房「すくパラ」連載中の「孫育!(マゴイク)」でも、
今回は被災したおばあちゃんの孫育てについて
取材させてもらったものを描いています。
こちらは見本誌がまだ届いていないので
後日紹介させてもらいます。


現在は、来月発売する単行本、
もっとオンナの病気をお話ししましょ。」の書き下ろし原稿と
ハート再生ワーカーズ」の3話目を制作中。
「描いて、伝える」という、漫画家である私の勤めに徹して
この連載中、頑張っていきたいと思っています。









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2011年6月 9日 (木)

はやぶさ初乗車。

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火曜日の夜遅く、4日間の東京出張を終えて
新幹線「はやぶさ」で仙台に戻って来ました。
3月初旬に華々しくデビューしたものの、直後の震災で
一カ月間出番をなくしていた「はやぶさ」。
仙台駅に着くと、下車した出張帰りらしきスーツ姿の男性達が
ホームの先端までテクテクと移動し
このポジションにて携帯で写真を撮っていました。
お子さんへのお土産写真なのかな(笑)
「お父さん、『はやぶさ』で帰って来たんだよ〜」って
自慢しちゃったりするんでしょうね。
私もスーツ姿のお父さん達に混じって
鉄ちゃんのR氏とO女氏に
「はやぶさ」の写真を送るために夜の撮影会に参戦。
撮った写真はメール添付でお送りしました。
喜んでもらえたら幸いです。


そして震災後初めてにして
3カ月振りの東京ということもあったのでしょうか、
東京から帰って来てから
自分の内面で何かが動き出した感覚を覚えます。
それが良いことなのか、
歓迎できない結果が待っているのか、まったく先が見えません。
外見からは絶対に、そう見えないだろうけれど
先の事を考えると、足がすくむ・・・というよりも
足を止めてしまいたくなる自分がいます。
「もうヤダ!」とか「そういうのって嫌いなの!」とか暴言吐いて
クルッと後ろ向いてダーーーッと駆け出したい、
思いっきり後ろ向きな感じです。



でもそんなの私っぽくないみたいなので
やめておこう(苦笑)



さて。
心の中のモヤモヤを少しばかり暴露して気が済んだし。
今日の仕事に戻ります。
のんびりとした美しい仙台で
心静かに過ごせると良いな・・・・。
それが私の当面の願いです。


 

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2011年6月 4日 (土)

久しぶり。

久しぶり。
今日から久しぶりの東京出張です。
震災以降、出張と言えば
高速バスや自家用車で被災地へ移動していたので
新幹線に乗るのは3ヶ月ぶり。
気になっていた仙台駅の新幹線ホームは
地震で落下した天井が
すべて取り払われていて
配線が剥き出しになってました。
一瞬少しばかりショック…。

でも、それもそれでいいのかな。
こだわりのデザインと思えば。
うん、そうだ。そうだ。

久しぶりの東京出張を控えた昨日、
必死の仕事中に友人からメールが届きました。
この頃悩み多き日々を送る私に
いろいろとアドバイスをくれて
各種手配までしてくれた友人。
東京で会えると思いきや、
タイミング悪く昨日から友人は国外へ。
「久しぶりの東京出張、楽しんでね。」
メールに残されたメッセージ通り
久しぶりを楽しもう。

さて。
ギリギリ仕事だった原稿3本は
何とか今朝までかかって全部出したし
これから4日間、頑張るかな。

でも暑いんだろうな…東京。
日光アレルギーで自分の汗にもかぶれる私は
それだけが心配です。

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