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2012年1月28日 (土)

引き続き必死に仕事中。

1 ↑うかがう度に進化している大槌の復興食堂。
座布団が敷かれ、暖房が強化。ぬくぬくでした♪



必死な毎日が続いていますが
今週の木曜日は仙台市にある福沢市民センターで
東六番丁小学校
北六番丁小学校
小松島小学校の各社会学級と
福沢市民センター共催による市民講座に
講師としてお呼びいただき
お話をさせてもらいました。


お話の内容は
この企画を運営してくれた
社会学級のお母さん達のリクエストで
私が取材させてもらった支援団体やボランティア、
そして沿岸部で生活していらっしゃる皆さんについて。
途中、先日のブログで記事をご紹介した
岩手県大槌町の「おらが大槌夢広場」の小川淳也さんに
電話で参加してもらって
「大槌から伝えたいこと」を
皆さんにお話をしてもらいました。


大槌町民として、小川さんが他地域の人々に求めているのは
大槌町に来てください」とのこと。
27歳のこの若者が言ったのは
「大槌町に来て、町を見て、空気を吸って、
そしてコンビニでもどこでもいいから
町民と一言だけでも話をして帰ってください。
被災地から人間同士のつながりをお土産にして帰って
自分が見たこと、感じたことを
周りの人に伝えてほしい。
それが支援につながります」


そして最後に言った彼の一言に
私は嬉しくて電話中継しながら思わず微笑んでしまいました。
「被災地は今しかありません!」


「日本の有名レジャー施設や観光地は
ずっとそこに変わらずある。
でも大槌町は、必ず復興します!
来るなら今しかありません!」


震災後なかなか風景が変わらない現地で
熱い気持ちを維持するには彼なりに
大変な苦労や葛藤があると思います。
それでも「必ず復興する」というのは
彼の本心であり、願いでもあるのでしょう。
私も信じています。
「被災地は必ず復興します」
少しずつだけど
いつか必ずその日はくる。
来てほしい。


そしてこの講演では
質疑応答の時間に初めて私への反論意見が出ました。
私の言葉が足りなかったということもあったかもしれませんが
「そういうつもりではなかったのにな」と
思うことを指摘され、
おおいに考えせられました。
意見をしてくださった方自身にも
若干誤解なさっていた部分があったように思いましたし
講演にご参加くださった皆さんが
懸命にフォローしてくださって
正直言って、とても嬉しかったです。
しかし意見してくださった方と
終演後に、一対一でお話をさせてもらい
その方の背景を知り、
その方がどうしてそんなことを言われたのか納得しました。


今後も震災のテーマだけではなく
いろんなテーマの取材をさせて頂くつもりです。
来年以降に取材させてもらうために
準備をしているものもありますし
来月からは福島での取材が始まります。
そんな今、こうして意見を頂いたことは
これからの取材に対する自分の姿勢を考え直すために
とても大きなきっかけとなりました。
反論されることは怖いことですし
本音を言えば、面白いことではありません。
でも今は
その方が、いろいろな思いを抱えながら
意見してくださったことを、素直にありがたいと思っています。


そんなことを含め
今までいろんなところに御呼び頂きましたが
今回の講演は私にとって
忘れられない1時間半となりそうです。
電話中継の最後に27歳の小川さんから
「娘さんを下さい!」と言われちゃったりしたし(笑)
義理の息子も奮闘している。
母も負けないように奮闘します。


てことで
またまた机に戻って奮闘します。
皆さん、良い週末を。





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2012年1月23日 (月)

必死の一週間の始まり。



この週末は女性雑誌「SPUR」の取材で
SPURの編集さん達とカメラマンと一緒に
岩手県大槌町吉里吉里に滞在していました。
(写真はすでに定宿となった釜石のホテルからの風景)
あいにくの雪だったけれど
今回の取材先である
瓦礫や廃材で建てられたカフェ「Ape」に入り浸って
撮影をしたり、お話を聞いたり
充実の2日間でした。
Apeには年末から何度も訪問しているせいか
取材が終わって仙台に帰ろうと車に乗り込む瞬間、
すごく心残りがしました。




・・・と
新年からあちこちの場所で
たくさん取材させてもらったので
ここから月末までは
信じられないほどの執筆作業が待っている・・・!
もう、必死です(苦笑)
今日はAging BIBLEブログの更新日なのですが
もしかしたら更新が深夜になってしまうかもしれません。




そんなわけで
これから月末まで
まともにこのブログも更新できないかもしれませんが
どうぞご勘弁を。



では
机にこれからへばりついてきます。

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2012年1月20日 (金)

「その後の震災物語」取材中。

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震災からそろそろ1年経とうとしている今、
震災1年特集として
雑誌の取材や、漫画の仕事、ラジオ番組の出演など
声をかけてもらう機会が増えています。


わたしたちの震災物語」も
その後の支援団体の現状を描いた続編として
「その後の震災物語」が
2月15日発売のYOUに掲載されます。
昨夜はその取材のため
仙台市内の避難所の集会所で
被災した子ども達の教育支援活動をしている団体、
NPO法人「アスイク」の学生ボランティアさん達と
社会人ボランティアさんに
お話をお聞きしてきました。


上の写真は、子ども達への学習サポートを終えて
ボランティアさん達が
今日の振り返りをしている風景。
大雑把に言えば、
私の子どもくらいの年齢の人達なのですが(笑)
皆、とっても真剣に生きていて
とても深く子ども達に愛情をかけている若者達です。
私はどの子どもにも
たくさんの大人に関わってもらって
たくさんの大人の人生観に触れながら
育っていってほしいと思っています。
彼らはまだ大人の入り口に立っている「プチ大人」ですが
彼らに関わってもらいながら成長する子ども達が
今後どんな人生を切り開くのか、
楽しみになってきました。


そして今日は
私の心に響いた言葉がたくさんありました。
さあ、描かなくては。
皆さんに伝えなくては。
今日会った彼らから
バトンを渡された気分です。











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2012年1月18日 (水)

お手紙を下さった方々へ。



昨年のクリスマスイブと年末に、このブログの中で
震災後、暗闇の中にいる方々に向けて
「誰にもお話ができなければ
私にメール、お手紙を下さい。
お返事は出来ませんが、
つらい気持ちを抱えているあなたの存在を
私に知らせてください」と書きました。



あれから何人かの方々から
メールやお手紙を頂いています。



今日、用事があって外に出た時に
その方々のことを
ふと思い出して
空を見上げました。
まぶしいほどの青空。
私にお手紙をくださった方々の目と心には
きっと、この青空はまぶしすぎて
今は見上げることができないだろうけれど
その方々がまぶしくないように
目をつぶってしまわなくてもいいように
何枚も、何枚も
フィルターをかけて
「それでも今日も、ここに、空がありますよ」と
感じさせてあげることができたら・・・と思いました。



K・Iさん
生きている意味って
見つけるのは難しいですね。
「わからないまま、年を越えてみる」とおっしゃった言葉
その通りだと思います。
「わからないまま」でもいいですよね・・・。

Cさん
あなたの苦しみや痛みは
知れば知るほど大きすぎて
私にも、誰にも本当に理解することはできないかもしれません。
だけど、ほんの少しかもしれないけれど
あなたの気持ちを感じることはできるような気がします。
お母さんに代わって、一言だけ
「今日もそこに居てくれて、ありがとう」と言わせてください。
そして「ごめんなさい」と言いたいのは
私の方です。
せめてあなたの体の痛みだけでも、
私が取り除いてあげることができたらいいのに・・・。
それができなくて
ごめんなさい。
そしてもう一度。
気持ちを教えてくださってありがとう。

Sさん
「試行錯誤の日々」を過ごしているSさんを
私は素晴らしいと思います。
私のブログに出会ってくれて嬉しいです。
本当に、ありがとうございます。

K・Wさん
お手紙を拝読しました。
私がKさんだったら・・・
私にもどうしたら良いのか、わからないで
その場に立ち尽くしてしまうかもしれません。
それでも、お子さん達のことを想っていらっしゃる、
Kさんのお気持ちが伝わってきました。
お子さんのためにも
Kさんのためにも
何か一つでも良い方向に向かってくれることを
祈るような気持ちでいます。






私には
皆さんにアドバイスを差し上げたり
安易な励ましの言葉をかけて差し上げることはできません。
それでも同じ女性として
おつらい気持ちをひっそりと抱えて
身動きができないでいる方の存在を
知ることだけはできます。
お一人お一人にお返事はできませんが
もし誰にもお話ができないことがあれば
私でもよろしかったら
いつでも、何度でもメールやお手紙を下さい。




<メール>
集英社YOU編集部/井上きみどり宛
<郵便>
〒101-8050
千代田区一ツ橋2-5-10
集英社 YOU編集部/井上きみどり宛



いろんな毎日があっても
いつも、そこにある空。
そんな存在になることができたら・・・
そう願いながら
頂いたメールやお手紙を読ませて頂いています。




 

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2012年1月16日 (月)

昨日と今日の朝日新聞に載せてもらいました。

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今日1月16日の朝日新聞「ひと」欄に
私の記事を掲載して頂きました。
仙台の自宅でのインタビューと
取材先の釜石でのインタビュー、
そして昨夜入稿前の確認と調整のためのインタビューという
合計3回のインタビューの末、
「愛情を持って書いて」下さいました。
(記者さん談>笑)
ものすごーく頑張って記事を書いてくださった記者の国吉さん、
カメラマンの小宮さん、
本当にありがとうございました。

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そして昨日1月15日付の朝日新聞の生活欄にも
記事の一部に、私のことを書いて頂きました。
昨年12月下旬に名古屋で講演させて頂いた際の
私の発言を簡潔にまとめて頂いています。



あの頃は、心身ともにかなりツラい時期で
お呼び頂いたにも関わらず、言葉につまったりして
上手に講演ができなくて申し訳ない思いをしていたのですが
この記者さんに「胸が詰まりました」と感想を頂き
少しばかり気持ちが楽になることができました。
温かいお気持ちで受け止めて頂けたこと、
そして志を持って、震災の経験を語る方々と
同じ記事にまとめて頂いたことを
とても、とても光栄に思います。
記者の高橋さん、ありがとうございました。

今日はこの他にも
3月の震災の日に向けて
パネルディスカッションやラジオ番組出演などの
ご依頼を頂きました。
・・・有り難いことです。
漫画家なので、お話しするのは上手ではありませんが
出来る限り、頑張りたいと思っています。



 

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2012年1月13日 (金)

今日は特別講師@小学校してました。



今日は仙台市教育委員会からのお声がけで
仙台市太白区の柳生小学校にて
「社会で働く方達のお話を聞く会」の特別講師として
お昼から小学6年生のクラスの教壇に立たせて頂きました。



いやあ・・・
とってもキレイに手入れされた校舎で
子ども達もとっても躾が行き届いている感じで
とっても、ちゃんとしてました。




普段、西日本ノリの我が家では
何か言う→突っ込む→反論する→突っ込む→話が横道に逸れるが
原則となっているのですが
今日の子ども達は
あまりにもちゃんとしていてビックリ。
45分間、ヒソヒソ話もせず
ちゃんとお行儀よく座っているし
講義の後「質問がある人?」と聞くと
ちゃんと視線を逸らすし(笑)
日ごろ、割と無邪気な子ども達と多く接しているせいか
「わー、大人っぽーい」とたじろいでしまいました。
それでも一人ずつ個別にじっくり話すと
無邪気な面を出してくれるんでしょうけどね。
私としては
あまり「ちゃんと」しすぎもどうかと思うんだけど
世間としては、どうなのでしょうか。
世の中、いろんな子どもがいるなあ・・・と感じました。


一応、子どもにわかりやすく
資料と絵を描いて持って行ったんだけど
私の話、面白かったのかな?
どうなのかな?

1

うちの大きくなった子どもは
明日いよいよセンター試験を受けます。
これは彼女が大好きな叔母(私の姉)が送ってくれた
合格祈願のお守り。
お守りを抱えたダッフィー(っていうの?このクマ)を
付けたバッグを持って
明日に望むそうです。
自分の夢に向かって突き進んできた娘1号に
良い結果が出ますように。




そして全国の受験生の皆さん、
しっかり食べて、しっかり寝て
体に気をつけて頑張ってね。
井上お母さんは皆さんの健闘を祈っています。




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2012年1月12日 (木)

ナイスガイ@おらが大槌復興食堂



夕方、東京から帰宅すると
今日の朝日新聞の朝刊を見ていた娘2号から
「小川さんだ!」と大喜びの声が。
わー。ホントだ!
二人とも、すごく素敵に写っている♪



岩手県大槌町の「おらが大槌復興食堂」の
小川さんと臼沢さんは
私が大槌町を初めて訪問した時に
お話をさせてもらった人達です。
小川さんは大槌町内を案内してくれて
その後も吉里吉里での取材や
大槌町での取材に
とても親身になって丁寧に関わってくれています。
小川さんは冗談ばかり言って
いつもニコニコして明るくて声が大きくて(笑)
臼沢さんは、笑顔がとっても素敵で
瞳の奇麗な青年です。
そして小川さんには
会うたびに、いろんな気づきをもらっています。




でも、記事を読ませてもらって
涙が出てきてしまった・・・。
数回訪問させてもらった大槌。
彼らの事情は少しだけ聞いていたけれど・・・
私にはまだまだ見えてなかったことが
たくさんある。
「何をボケボケしてたんだ!」と
頭を後ろから殴られたような気がしました。




しっかり目を開こう。
耳を澄まそう。
行動しよう。
また彼らに教えられたような気がします。



 

 

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2012年1月11日 (水)

東京。

Img_7199
集英社LEEの取材(受ける方)と
私が会員になっている、
被災した子ども達の教育支援団体「NPO法人アスイク」の
出版記念シンポジウム参加のため
東京に来ています。
予定数120人以上の方々に
参加して頂いたようです!

3時間休憩なしのシンポジウムでしたが
興味深い話ばかりで
あっという間に過ぎてしまいました。
アスイク代表・大橋さんも
とっても頑張っていて
壇上の姿が眩しかったなあ・・・。
途中、つらい話になった時に
涙ぐんで声を詰まられていた代表。
そんな人間味のある代表のいるNPOに関われて
会員井上はとっても幸せに思います。

どこを見ても問題は山積みだけど
この小さな幸せ感は忘れないでおこう。
これからどんな時も。

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2012年1月10日 (火)

毎日新聞と河北新報に掲載して頂いておりました。

Mainichinews
バタバタ、ゴタゴタしているうちに
ご紹介することを失念しておりました・・・。
昨年末、毎日新聞全国版「学校と私」
このような記事を掲載して頂きました。
取材してくださった記者さんが
とっても丁寧に話を聞いてくれ、
深く共感してくれて
素敵な記事に仕上げてくださいました。



この取材は
私にとっても「自分の原点」を見直す良い機会となり、
大変意義深い時間でした。
漫才ノリでお話しになる記者さんの様子が面白く、
大笑いしちゃったし(笑)
取材してくださった毎日新聞の吉永さん、
ありがとうございました。
(記事写真はクリックすると拡大します)

Kahokunews
そしてこちらは
いつもお世話になっている
河北新報の朝刊に掲載された記事。
河北新報では毎週火曜日の夕刊に
もう6年半もイラストコラムを
連載させてもらっているのですが
その担当者がサイン会の取材に来てくれて
記事にまとめてくれました。
彼が書いてくれる記事は
いつも簡潔でわかりやすく
何より「きちんと理解してもらっている」という
安心感があるのです。
お陰で良い思い出になりました。
サイン会に来てくださった皆さん、
ありがとうございました。
そして河北新報のSさん、
いつもありがとうございます。


実は、ここ数日間、
あるプロジェクト立ち上げのため
メンバーとして参加して頂きたい方々に
それぞれご連絡して
依頼させてもらっていたのですが
どの方からも心良いお返事を頂き感激しています。
自分の周りに
自分を支えてくれる人がいるって
有り難いことです・・・。
それだけで力が湧いてくるような気がします。
その力を、必要な人にお裾分けできるように
頑張りたいと思っています。


うん、
がんばろう・・・。









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2012年1月 6日 (金)

ひたすら考えさせられる。



昨日は日帰り取材で新潟へ。
福島の南相馬市から避難して、移住された
親子3人のお宅にお邪魔して
いろいろお話をお聞きしてきました。
個人の幸せって、何だろう・・・?
そんなことを、おおいに考えさせられました。

1_2
この写真は
年末にAging BIBLE編集長が
1月10日発売のAging BIBLE VOL.2の未本誌と共に
「お正月の買い出しに出かけたら
ふと井上さんのことを思い出して」と買って
送ってくれた福笑いクッキーです。
ふと思い出してくれる人がいるって
私って、なんて幸せ者なんだと
年末にしみじみと感じていました。
ふと思い出してくれる。
これも一つの、そして大きな幸せの証だなと。



今年は福島の子ども達の生活のレポート漫画連載と
子どもの病気をテーマにした漫画連載をします。
2月には岩手県大槌町のレポート漫画を婦人雑誌に掲載、
そして「わたしたちの震災物語」で
登場してもらった方々のその後も
2月発売のYOUに掲載の予定です。




私が取材させてもらって
描かせてもらう人々のことを
読まれた方々が
その後も生活のふとした瞬間に
思い出してくれるといいな・・・。
昨日の取材の後、
「ふと思い出してもらえる存在」を
今年はたくさん描いて
生み出していきたいと思いました。


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2012年1月 5日 (木)

仕事初め2012。

仕事初め2012。

今年初めての取材で
新潟へ向かっています。
大宮で合流する担当Y嬢が
東京駅で駅弁を買ってきてくれるというので
私はスイーツを担当。
レトロな名前に惹かれて買ったけど
味はどうなんだろう?


今年は早めに2日から
何となく仕事を始めてみましたが
1ヶ月間、執筆業務を休業していたせいか
どうも調子が出ず、
結局今日も仕事を持ち込んでしまいました。
往復の新幹線の中で
出来るだけ頑張っておかなければ。


しかし休業明け早々
去年と同じことしてるなあ・・。
ま、いっか。

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2012年1月 1日 (日)

こんにちは2012年。

11b

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