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2012年3月30日 (金)

冒険遊び場@港区で展示して頂きました。

3301
「わたしたちの震災物語」
取材させて頂き
気仙沼での震災後の活動を描かせてもらった
「日本冒険遊び場づくり協会」さん
3月24日26日27日に開催された
東京都港区の高輪地区のプレーパークで
「わたしたちの震災物語」を展示して下さいました。


3302
ここは品川駅から少し離れた所なのですが
そうとは思えないほどの大自然っぷり。
ちょうど東京出張が入っていたので、
私もお邪魔しようと思っていたのですが
残念ながら取材がドタキャンになってしまい
うかがうことができませんでした。


後日、関係者の方が送って下さった
この展示風景の写真を拝見して
すごく嬉しかった・・・!
自分の原稿が、こうして自然の中に展示されるなんて
滅多にない経験です。
看板を作って下さったり、
可愛く展示して下さったり、
もう、感動しきりです。
私が一人で描いたものを
こうしていろんな方々の手によって
違う形で世の中に出て、
漫画本という形以外で目にしてもらう・・・。
いやあ、本当に有り難いことです。

3303
この日本冒険遊び場づくり協会さんのプレーパークは
遊び場づくりをしている全国約300団体によって、
全国各地に点在しています。
仙台の沿岸部にも
プレーパーク「海岸公園冒険広場」があって
我が家の娘2号も何度かそこで遊ばせてもらいましたが
津波被害にあい、1年経った今も
復旧作業に入れない状況だそうです。
18日と25日に臨時開園されたそうで
娘2号と一緒に遊びに行かせてもらいたかったのですが
取材で福島と岩手に出向いていて
うかがうことが出来ませんでした。
・・・残念。
仙台にある海岸公園冒険遊び場に興味がおありの方は
プレーリーダー根元さんのブログをご覧下さい。
震災後の遊び場の状況がよくわかります。


そして日本冒険遊び場づくり協会さんのHPでは
「わたしたちの震災物語」で描かせてもらった、
冒険遊び場づくり協会の回、1話分を
WEB配信されています。
pdfでお読みになれますので、
まだ単行本をご覧になっていない方は是非どうぞ。

日本冒険遊び場づくり協会
東日本大震災被災地復興支援活動のサイトはこちら。


気仙沼の遊び場の
プレーリーダー、かんぺーちゃんによると
気仙沼の本吉地区にある小学校では
この「わたしたちの震災物語」の中の
気仙沼の遊び場の回の漫画を
超拡大コピーして
校長室に貼って下さっているらしい(笑)
日々、現場で体を使って、
ご自分の身を捧げて活動されている方々に
こうして私が描かせてもらったものを気に入ってもらい、
活用して頂いていることは
心から有り難いです。
物書き冥利につきる・・・。
いや、もう本当に感激しました。


日本冒険遊び場づくり協会の皆さん、
ありがとうございました。
また是非、お邪魔させてもらいます。



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<お知らせ>

「コドモの病気をお話ししましょ。」特設サイトでは
体験談2次募集として
乳幼児のかかりやすい病気を体験された方々を募集しています。
詳しくは特設サイトをご覧下さい。
井上が取材にうかがいます。ご応募お待ちしています!
Tx_03_3  

本日「あなたの横に」プロジェクトブログを
更新しました。
よろしかったらご覧下さい。
Bnr





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2012年3月29日 (木)

豆ニコ。

329
いろいろなことで悩みながらも
今日も机に向かっている母に
娘1号が、豆ニコちゃんを作って
そっと机に置いてくれました。
直径1、2ミリ也。
友達との卒業旅行の草津温泉で買って来てくれた
蜂蜜レモン味の豆菓子を
ラップで包んでくれたものです。
これって、私がよく
彼女のお弁当にとりいれていた方法だよなあ。
包む物は豆菓子ではなく
みかんだったり、おにぎりだったりしたけれど。


そうやって、ずっと守ってきた
神経質で泣き虫な娘に
今はこうして元気づけられています。
人生ってまんざらじゃないな・・・。
何だか不思議な感覚です。





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2012年3月28日 (水)

繰り返し、繰り返し、自分の無力を知る。

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昨夜の地震は
仙台でも久しぶりに大きく揺れました。
皆さん、大丈夫でしたか?
震源地が岩手県沖と知り
すぐに大槌町の知人にメールを入れましたが
みんな無事でホッとしました。


まだ防潮堤が建設されていない大槌町。
昨日は夜間に頻繁に揺れたそうです。
今朝になって大槌に住む知人から
「津波が来ないという速報を見て安心したけど
守ってくれる防潮堤が壊れたままだし
怖かった」とメールをもらいました。
仙台の私たちでさえ、
昨日の地震は身構えてしまいました。
昨年のあの日の記憶が
体に残っているんでしょうね・・・。
沿岸部にお住まいの方は
さぞ怖かったことと思います。
きっと昨晩は眠れなかったでしょう・・・。
今夜はゆっくりと休めるといいですね。


今日の写真は
先日訪問した岩手県の山田町。
瓦礫の集積所になっている船越地区の一角です。
今回は家族全員で気仙沼から入り、
岩手県の宮古まで足を伸ばしてみました。
沿岸部はどこも時間が止まっているかのように
「被災地」のままです。
そして、見た目にはわかりづらくても
福島も同じく、何の問題も解決されないままで
時間が止まっているように思います。
先週、取材させてもらった福島の方は
「自分たちは1年前から一歩も前に進むことが
できないままでいる。
自分たちには復興の『ふ』の字もない」と
おっしゃっていました。


福島の方々のお話を聞いて、
宮城県、岩手県の沿岸部を回らせてもらって、
私は今、怒りを感じています。
「震災後1年」「一区切り」と言うけれど
そんなのは勝手に言っているだけじゃないか!と。
私を含め、安全圏にいる人々が
「震災から1年経った今、私は震災をどう考える」と
立派に聴こえる言葉を並べても
そんなのは絵空事です。
その一言一言が
当事者を置いてけぼりにして傷つける刃になる。
震災後、何度も何度も
自分の無力さに腹を立てて来たけれど
また新たに
私には何の力も無いことに失望し、
そんな自分自身にも大きな怒りを感じています。


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山田町船越地区の瓦礫集積場からは
道を挟んだ向かい側に山田湾が見えます。
津波ですべて流出してしまった牡蠣の養殖場に
真新しいブイが浮かんでいました。
中高生の頃、住んでいた広島の自宅からは
同じような牡蠣の養殖場が見えました。
ここまで養殖場を立て直すのに
どれだけの苦労をされたことか・・・。
この風景を目にして涙が止まりませんでした。


こうやって、一つ一つの筏を直して
一つ一つのブイを浮かべて
困難が続く中
体を使って生活している方々。
その方達が「ようやく一区切りついた」と言える時が
本当の「震災後」なのではないでしょうか・・・。
365日という数字で言えることではない。
安全圏にいる人間が
自分の心情だけで勝手に言って良いものではない。


無力な私ができることは
何もありません。
ただ、ただ、
見せてもらう。
ただ、ただ、教えてもらう。
そしてただひたすらに描かせてもらう。
それが何になるのか、わかりませんが
私はこれからも、こうやって何度も
現実に打ちのめされながら
生きていくのだろうと思います。








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2012年3月27日 (火)

心配をおかけしてすみません!

1
えっと
えっと
すみません・・・!


昨日のブログを読んでくれた知人友人から
「何があったの!?」と
心配のメールを何やらわさわさともらいまして
いや、あの・・・
実は何も無くて
ただ最近ふと感じたことを書いただけだったのです。
私は今日も元気に徹夜中ですので(笑)
どうぞご心配なさいませんように。
(紛らわしい記事を書いてしまってごめんなさい)


今日の写真は
岩手県大槌町の
80歳になるおばあちゃまの
手作りの携帯入れ。
すごくしっかりなさったおばあちゃんで
なんとこの携帯入れを
震災後、大槌に来てくれたボランティアさん達にと
100個作ったらしい・・・!
すごいなあ・・・・。
このおばあちゃんいわく、
彼女の元気の秘訣は
「若い人からパワーをもらってるの♪」とのこと。
素敵。


このお孫さんがまた、素敵な青年で
大槌町復興のために毎日頑張っています。
先日、会いにいった時は忙しそうで
あまりお話ができなかったのですが
彼の顔を見るだけで
「私も頑張らなきゃ」と思ってしまいました。
あれ?私も若者からパワーもらっちゃった?(苦笑)


まあ、いろいろあるけれど
(と、書いたらまた心配されるかもしれないけれど)
私はいろんな人から温めてもらっているので
ぜんぜん大丈夫です♪
いろんな人の体温を感じながら
一日、一日を積み重ねて
日々を過ごしていこう。
そんな感じです。






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2012年3月26日 (月)

体温と孤独。

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どんなに良いことを言っていても
どんなに社会的に認められていても
一番身近にいる人を
温められない人は
とても孤独だと思う。

そして人というものは
日常の目に見えやすい物に惑わされて
気がつかないうちに
あっという間に、その「孤独」の中に
入り込んでしまうものだと。

人間って
危うい生き物だな・・・と
思うこの頃。



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2012年3月22日 (木)

バタついていますが。

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しばらくバタバタしていまして
ブログ更新ができませんでした。
先日久しぶりに
仕事のメールをやり取りしたライターさんに
「無事だったのね!」と言われました(苦笑)
ブログで私の現在の状況を見てから
連絡をくれる仕事関係者も多いようです。
皆さん、お気遣いありがとうございます。


で、最近の井上は
どうバタついていたかというと
先週は娘2号の卒業式がありました。
その翌日は
ラジオ英会話のパーソナリティをしていらっしゃる
リサさんの写真展へ。
(上の写真です)
すっかり話し込んでしまい、2時間近くお邪魔してしまいました。


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その翌日は福島市のお宅へ。
昨年の震災から現在までの、福島市の状況などを
お聞きしてきました。
「福島市にはこんなに奇麗な桜の名所があるんですよ」と
5年前から持っていらした雑誌を下さいました。
「花見山公園」と名付けられた、ここは
花卉(かき)園芸農家の方が
私有地を無料開放しているそうです。
「いつか線量が下がったら、
娘さんを連れて行ってあげてくださいね」との言葉に
深くうなづきながら、仙台へ帰宅。


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帰宅後、4月発売の単行本の加筆原稿を制作し
翌朝に入稿してから、今度はいわき市のお宅へ。
いろいろな資料を見せて頂きながら、
現在の生活を中心にお話をお聞きしました。
写真はご家庭で使っていらっしゃる線量計です。
まだまだ現在進行形の福島の実情。
答えのでない問題ばかりで
福島の方々のお話をお聞きする時はいつも
お話してくださる方も
お聞きしている私も
最後は「うーん・・・」と無言になってしまいます。

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その後は資料写真撮影のために
いわき市内をまわりました。
これは公共施設の玄関に設置されていたモニタリングポスト。


3224
夕暮れの道を
「スパリゾートハワイアンズ」へ。
あ。
ここは資料写真撮影のためではなく、
井上の個人的な興味で立ち寄りました(笑)

3225
フラガールの皆さん、頑張っていらっしゃるようです!
しばし敷地内を散策した後、
約200キロの夜道を走って仙台に戻りました。


こんな感じで外出が続いたので
またもやアレルギーが出てしまい
今は顔が真っ赤に腫れ上がって大変なことになっています。
またスッピン&伊達眼鏡姿に逆戻りだ・・・・。
これからしばらくは
たくさんお聞きしたお話をまとめるために
机にへばりつく生活が続く予定。
春休みで主婦業における仕事量も倍増していますが
娘1号&2号の協力を得て
なんとか毎日頑張っています。
もしかしたらまたブログ更新が途絶えてしまうかもしれませんが
それなりに生息していますので
どうぞご心配なく(笑)。


ということで
今日もこれから机に向かいます。



Bnr
↑バタつき漫画家・井上と違って
写真家・じんくんは今日も変わらず温かい写真を
プロジェクトブログにアップしてくれています。
何かと気忙しいこの時期ですが
じんくん写真で一息ついてくださいね。








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2012年3月13日 (火)

お話しましょう。

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この写真は
「あなたの横に」プロジェクトのサイト
「311・暗闇の中にいるあなたへ」
写真でメッセージを発信してくれている
写真家「じんくん」の作品です。
今日の私の胸の中に
この写真がスッと入って来たので
じんくんに内緒で使わせてもらいました。
(じんくん、ごめんなさい!)


先日の3月11日に向けて、
そして3月11日当日深夜まで
「1年経った今、とてもつらい」という
メールやお手紙を何通か頂きました。
昨年末までは
私のこのブログでも
私宛のメールを集英社を窓口としてお受けしていたのですが
せっかくメールでお気持ちを伝えてもらっても
直接お返事ができないのが心苦しくて
「あなたの横に」プロジェクトを立ち上げました。


今、つらいと感じている方は
ほとんどの方が
「自分よりつらい思いをされている方がいる」と
書かれています。
ご自分の気持ちを精一杯押さえ込んで
我慢されているのでしょうね・・・。
そうすることで、かろうじて
バランスをとっていらっしゃるのかもしれません。
メールやお手紙を読ませてもらって
そんなに力は残っていないように感じる方でも
ご自分のわずかな力を振り絞って
精一杯、頑張っていらっしゃいます。
皆さん、本当にえらいと思います。
その気持ち・・・とてもよくわかります。



でも「つらい」と思う気持ちは
誰かのものと比較はできないし
大小をつけられないと思うのです。
「つらい」という言葉が一瞬でも出るのなら
本当につらいのだと・・・・。
自分自身に「つらい」と思わせてあげないと
「つらさ」はもっともっと、たまって
石のように固く、
大きくなっていくのではないかな・・・?と。


もう、我慢しなくても良いと私は思います。
今もつらさを感じている方々は
今まで充分すぎるほど我慢されたのでしょうから。
少しでも「つらい」と思われる方は
どんなにまとまらないメールでも結構です。
匿名でも仮名でも何でも大丈夫です。
「あなたの横に」プロジェクトメンバーに
メールでお話してみてください。


年末に、集英社経由でメールを下さった方々にも
これからは直接お返事ができます。
どうされているのかな?と気にしていますので
よろしかったらまた、お話をお聞かせください。


あなたのメールをお待ちしています。

Bnr













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2012年3月11日 (日)

1年。

311

今日は私たちにとって
特別な日のはずでした。
この日を迎えることが
正直言って怖かったけれど
電気はついているし
ガスも使える。
水も出る。
いつもと変わらない穏やかな一日です。
あの日から1年。
どんなことがあったったとしても
関係なく
こうやって一日一日が
穏やかに更新されていくんですね・・・。


そんなことを感じつつ
それでも今日は
そんな穏やかさにも涙が出てしまいます。
嬉しいような、悔しいような、申し訳ないような。
取材でお会いした方々や
そのご家族はどうされているのか
考えるとまた涙。
それでも明日になると
またいつも通り新しい一日が更新されていくのでしょう。


今日はいろんな震災イベントに誘って頂いたのですが
外に出て家族バラバラになるのが怖くて
一日中、家族と自宅にいました。
家族もそれぞれに、いろんな思いを抱えているようです。
この1年
皆それぞれに、がむしゃらに頑張ってきました。
これからは
穏やかな時間を一日一日更新していくように
少し肩の力を抜いて過ごしていけたらと思っています。


この場をお借りして
この1年間、支えて下さった方々
ありがとうございました。
私には大きなことはできませんが
これからも、少しずつ、少しずつ
皆さんの思いを形にしていくために
毎日を過ごしていきたいと思っています。



*震災記録サイト「震災のキオク」
本日より公開開始しました。
今後、順次更新してサイトを整えていきます。

*「あなたの横に」プロジェクトブログ更新しました。




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2012年3月10日 (土)

シンポジウムと取材。

シンポジウムと取材。

「ミルトン育児フォーラム2012」に
パネリストとして出演するために
娘1号が焼いてくれたスコーンと共に
東京へ向かっています。
最近、糖分は控えていたんだけど・・・
今日は夜まで頑張るから
ま、いっか。


シンポジウムの後は
「上京する時についでにお願いします」と
依頼されていた雑誌と団体の取材を
2つ受けて
最終の新幹線で仙台に帰ります。
明日はどうしても
家族と一緒に自宅に居たいな・・・と。


そして
製作中のサイト「震災のキオク」は
明日の公開に向けて
現在、Webデザイナーさんが
必死に作業してくれています。
私も帰宅してから確認作業などする予定。
明日お昼頃に公開できると思います。
是非見てやって下さいね。

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2012年3月 9日 (金)

LEE4月号に掲載して頂きました。

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現在発売中の「LEE」4月号に
井上のインタビューが掲載されています。


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掲載して頂いたのは
「私たちのAfter311」という特集ページ。


3093
「私たちが今できること」として
この2ページに
被災した体験から実感した防災対策の必要性、
そして震災後に出会った、尊敬すべき人々の
言動から学んだことなどをお話させてもらっています。
真面目なテーマですが、
私のヘタな話以上に、とても上手にまとめて頂きましたので
是非見てやってください。



この一年・・・
本当にいろんな出会いがあったなあ・・・・。
その出会いが、今の自分を形成しているような気がします。



Bnr

↑今日のじんくん写真は、大人のムードが漂う一枚。
プロジェクトブログでどうぞ。
メッセージメンバーは、今日も
あなたからのメールをお待ちしております。




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2012年3月 7日 (水)

サイト「震災のキオク」3月11日公開予定です。

Top1


昨年3月23日に立ち上げたボランティアサイト
「被災した女性のための からだとこころの救急箱」
写真とブログ記事でまとめた記録サイト
「震災のキオク」として新たに作り直し、
来る3月11日に急遽、公開することになりました。

現在、WEBデザイナーと一緒に
必死になって当時の記事を一つ一つ確認し
切ったり、はったり、付けたりの突貫工事をしています。


改めて見直してみると
懐かしいというよりも
あの時は必死だったよなあ・・・と。
そしてたくさんの方々のご厚意を頂いていたなあ・・・と
胸が熱くなりました。


「震災のキオク」のテーマは
「過去と未来、そして今を生きるための記憶を残そう」です。
次なる災害にむけ、
是非知っておいて欲しい情報を残しておくことは
あの混乱の中でたくさんの方々に支えて頂きながら
情報発信と無料医療メール相談の活動をさせてもらった
私の小さな役目と思い
頑張っている最中です。


3月11日まであと数日。
今日は「あなたの横に」プロジェクトメンバーでもある
大槌町吉里吉里のRIAさんが電話をくれた時に
「絶望から抜け出せない人と
希望に向かって進んでいる人の差が
さらに開いてきたよね」と話していました。
小さなきっかけを得て、
元気を取り戻して
次の目標に向け、どんどん進んでいる人もいれば
まだ立ち上がる気力さえ出せない人もいる・・・。
力がない人を無理に立ち上がらせることは
誰にもできません。
「このナーバスな時を、何とか
やり過ごしてくれることを願っている」と。


3月11日に向けて
いろんなイベントが行われ、
震災関連の報道も増えていますが
「そういうのを見るとつらい」というお手紙も頂きました。
そのお気持ち・・・わかります。
そんな思いを抱えている方々は
今は無理に元気を出そうとしなくてもいいから
何もしなくてもいいから
とにかくそのままでいいから
この時を何とか
何とか、やり過ごして欲しい・・・。
そして一人で抱えられない思いは
「あなたの横に」プロジェクトのメンバーに
分けてもらえたら・・・と思います。

Bnr



↑今日は被災地と呼ばれる仙台に住む者として
今抱いている感覚をブログに正直に書いてみました。
そして写真家のじんくんが写真というツールで
プロジェクトブログに
毎日素敵なメッセージをおくってくれています。
あなたは写真からどんなメッセージを受け取りますか?


たくさんの方々にご覧頂けたら嬉しいです。

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2012年3月 6日 (火)

ミルトン育児フォーラム2012

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3月10日は「ミルトンの日」ということで
杏林製薬さん主催、
主婦の友社「Pre-mo」「Baby-mo」と
ベネッセco.「たまごクラブ」「ひよこクラブ」共催による
「ミルトン育児フォーラム2012」に
パネリストとして呼んで頂きました。


パネルディスカッションの前に
ゲストトークとして
10分間の井上のお喋り時間があります。
もっとすごい人がお話になる場合は
「基調講演」と名付けられるのでしょうが
私の場合は「お喋り」ということでお願いできればと(笑)。
一人の母親として
震災のことをベースにお話しさせて頂く予定です。



今日の写真はミルトンを意識して
いまだに豆乳入れとして使っている、
娘2号が赤ん坊の頃に購入したマグ。
育ちきった娘達がいる家庭の冷蔵庫に
このベビー用マグがある風景は
いかがなものか?とも思うのですが
家族全員、すでに慣れきってまして
きっとナチュラル系の来客があって
「コーヒーお願いします。ソイ入りで」と言われたら
このまま出してしまうかも・・・。
あれっ?という顔をしている客に
「それが何か?」と言ってしまうかも・・・。


ま、
使えるうちは使えば良いのです。
何でもかんでもホイホイ買うのは好きじゃないし
それだけのことです。
・・・と思ってくれたら嬉しいです。
はい。






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2012年3月 5日 (月)

福島県いわき市へ。

305
・・・・へ、これから取材で行くのですが
仙台は大雪・・・・・!!!!
今もわんさか降っています。
いわき市も今日は終日雪らしい。
いわきまで車で3時間。(天候良好時)
今日は
ど、どれだけ時間かかるんだろう?


予定としては
今夜帰宅してからAging BIBLEブログを
更新しようと思っていたのですが
どうも今日は
この雪なので、何時に帰宅できるかわかりません。
そんなわけで
今日の更新はできないかもしれませんが
「あー、雪だもんねえ・・・」と
お許し頂けると幸いです。


この雪を見て
娘1号は
「1年前、
震災後うちのトイレから汚物が吹き出した時も
こんなに大粒の雪が降ってたよね・・・」と
呟いていました。


この季節=大粒の雪=溢れる汚物
このセット記憶は
彼女には一生つきまとうのでしょうね。
うーん。
どう解釈したら良いのか悩みます。


外はこんな天気ですが
今日の「あなたの横に」プロジェクトブログには
温かな、じんくん写真がアップされています。
心だけでも暖まってくださいね。
Bnr




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2012年3月 3日 (土)

大槌の伝説のラーメン屋。

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本日3月3日の朝日新聞「大槌日記」
「あなたの横に」プロジェクトでご一緒している
ノリシゲさんのお兄ちゃん、一成さんの記事が
掲載されていました。
新聞読んでて偶然見つけたんだけど
嬉しかった・・・!
あまり嬉しかったので、卓上の花を添えてみたりして(笑)。
頑張っているお兄ちゃんへ
この花を贈ります。
(気持ちだけでごめんなさい。お兄ちゃん)


1
朝日新聞の写真ではわかりにくかいかもしれないので
念のため、写真をアップさせてもらいますと
お兄ちゃん、一成さんはこんな人です。
ラーメン屋さんの店名が
「吉里吉里麺屋兎」なのですが
店主本人もウサギみたいな目をしていて(笑)
とにかく顔全体のあちこちの作りがダイナミックで
存在自体が派手なうえ
ウサギみたいにキュート。
そんなウサギお兄ちゃんは
毎日キッチンカーで大槌の仮設住宅を回り
温かいラーメンで町の人々を喜ばせています。
Myどんぶり持参でキッチンカーに
「ラーメンちょうだい」と来るお客さんもいるそうで、
お兄ちゃんのラーメンを心待ちにしている人は
多いのだろうなあ。
このお話を聞いた時に
心がホクホクしました。

3033
カフェApeで食べさせてもらった、
お兄ちゃんのラーメン。
優しいお味です。
ラーメンって人柄がでるのかな。
そして味卵も黄身がトロトロで美味しかった・・・・!
大槌町に行かれる方は、
是非ラーメン屋「兎」のキッチンカーを探してみて下さいね。
当日の営業場所は吉里吉里麺屋兎・ブログで告知されています。


知っている人が
こうして頑張っている姿を見ることは
本当に心強くて嬉しいです。
ノリシゲさんとRIAさんも
今週末は京都でライブだと言っていたし。
うーん。
私も頑張らなくては。
よーし。
今日の取材も執筆作業も頑張ろう。


仙台は雪が積もっていて寒いです。
皆さん、風邪にお気をつけて
良い週末をお過ごしくださいね。

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2012年3月 2日 (金)

扉。

302
ふう。
今週も終わりました。
結局、予定していた仕事は
すべては終わらず
明日も明後日も仕事しなきゃならないのですが
まあ、漫画家なんてそんなものかな。


ところで
昨日は我が家の娘1号の卒業式でした。
娘が通っていた高校は公立高校にもかかわらず
大学並みの自由な校風の
ちょっと変わった高校で
毎年、卒業生がドレスや仮装で式に出席するのが
この学校のお決まり。
一般的には黒のイメージであろう卒業式が
まあ、華やかできらびやかで
宝塚ワールドな式典でした(笑)
でもこの学校の子達は
妙にしっかりしているので
とても安価にドレスを入手するルートを開拓。
どの子もできるだけ親に負担をかけないようにと
子ども達なりに考えてくれたようです。



卒業生、約300名。
一人も欠けることなく
無事に式に出席することができて良かった・・・。
子ども達がドレスや袴をはいて
無邪気にはしゃぐ姿を見ていると
涙がこみ上げてきました。
仙台市沿岸部から離れた、この高校でも
あの日
生死の境で大変な思いをしながら
何とか助かった子もいます。
同じ日に卒業式があった東北の高校では
悲しい卒業式になってしまった学校もありました。
同じ東北の、同じ年の子を持つ者として
ご家族のお気持ち、
学び舎を共にした子ども達、先生方のお気持ちを考えると
本当に・・・・
何と言ったら良いのかわからなくなります・・・。


卒業生を代表して挨拶をした女の子が
「人との出会いは奇跡だと思う」と言っていました。
「生き残った私たちにできることをしたい」とも。


「生き残った私たち」という言葉は
年齢に関係なく
子ども達の口からよく出てきます。
ドレスを着てはしゃいでいても、
普段はそんなことなんて、何も言わなくても
子どもは子どもで
大人とは違う大きな物を背負っているんだな・・・。


そして娘1号は卒業を前に
進学を希望していた大学から入学を確定され
すでに大学の研究室に日参させてもらい
一足早く大学生活(の予行演習)を楽しんでいます。
来週からはボランティアも始めるらしい。
一人でどんどん扉を開けて
外の世界に飛び出して行く彼女を見ていると
「小学生までは、あんなに泣き虫だったのになあ」と
不思議な気持ちになります。
彼女には、
そしてすべての子ども達には
いろんなことにつまづきながら、
転びながら
時には後ずさりしながらも
一つでも多くの扉を開けて
広い世界の中で生きていって欲しいと思っています。


我が家はW卒業、W入学の今年。
再来週は娘2号の小学校の卒業式が待っています。


Bnr
↑今日のじんくん写真は、とっても情熱的。
大内さんにこんな一面があったとは。
今日のプロジェクトブログで是非、どうぞ。












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