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2012年6月29日 (金)

一段落。

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この10日間は久しぶりにハードに仕事した日々でした。
日曜日に追加取材で福島県南相馬市へ行った以外は
ほとんど自宅の仕事部屋にこもりっきり。
ひたすら制作作業していまして
昨日の夕方、ようやくすべての仕事が終わり、
一息ついているところです。
今日はたまっている雑事を
ガーーーッとこなさねば。



で、一段落ついて
ハタと気がつくと
自宅の小さな庭がこんなことに。
「わー。お花畑になってるよー」と窓際で喜んでいると
そばで見ていた夫に
「これは雑草というんだよ」と一言。
私の目にはイングリッシュガーデン状態に見えるのだけど(笑)
夫はこの雑草だらけの庭が
恥ずかしくて仕方がないらしい。
本気で芝刈り機の購入を検討しているようです。
ちなみに、右上方部にヒョロっと生えている木も
私たちが植えた木ではなく、
いつの間にかニョキニョキと生えていたもの。
ダメなんですかねえ?
けっこうバランス良く生えてくれていると思うんだけど。



さてさて
今日は夕方までにあれこれの用事を済ませたら
明日は1泊2日で岩手県へ。
大船渡と大槌町でたくさんの方々にお会いします。
そして予定より制作開始が遅くなってしまいましたが
来週月曜からは、いよいよこちら↓の制作がスタート。

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いやいや、この木っ端を使って何かを作るのではなく
私が制作するのは漫画なのですが(笑)
東京都港区さんの依頼で
港区で開設されるプレーパーク用の漫画を描かせて頂きます。
その取材のため、回らせてもらった公園は
合計7カ所。
いやあ、面白かった。
その分、描くのは難しそう(苦笑)
気を抜くと形通りの物になりそうなので
気合いを入れて取りかからねば!と思っています。
来週もハードワークになりそうだなあ・・・。
頑張ろう♪



来週末は石巻でシロクマ君とのイベントが待っています。
シロクマ君イベントの詳細は
来週じっくりとお伝えさせてもらいますね。



では皆さん、
良い週末をお迎え下さいね。
来週またお目にかかりましょう。









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2012年6月25日 (月)

お知らせday。

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お知らせがたまっているので
まとめてお伝えさせて頂きますね。


まず一つめ。
7月7日に石巻市中央公民館にて開催される
シロクマ君の写真集献本企画に
井上もイベント参加させて頂きます。

当日15:00〜17:00までは
「あなたの横に」プロジェクトタイムとして
プロジェクトに参加してくれている
じんくんの写真スライドショーと
大槌町吉里吉里在住のRIA&ノリシゲのライブも!
生の「歩きましょう」を是非聴いてもらいたいです。
詳しくは後日改めてガッツリとお知らせさせてもらいます。



1
(急いで撮ったので色が悪い・・・ゴメンナサイ)
現在発行中の情報誌「仙台っこ」の
特集「震災復興を支える女性達」に
インタビュー記事が掲載されています。

この春から理事に就任した、
仙台の教育支援NPO法人「アスイク」の
避難所で学習サポートの活動をしていた写真も掲載。
何だか懐かしいなあ・・・。
たった1年ちょっと前のことなのに
遠い昔のことのように思えます。


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先週月曜日の河北新報朝刊に
新刊「孫育」の書評を載せて頂きました。

こうして紹介してもらえると
「あー、描いて良かった」と思えます。


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7月26日に仙台市教育委員会が開催する
「楽学プロジェクト」にて
小中学生を対象としたクラスの講師をさせて頂きます。

何だかピンポイントな撮り方になっちゃいましたが
このお知らせは
仙台市の小中学校全校に配布されています。
興味のある小学生、中学生の皆さんは
申し込みして下さいね。


Kodomolg_2
そしてもういっちょ。
来月からの新連載「コドモの病気をお話ししましょ。」
ロゴが決まりました・・・!
(結構気に入っているので、お知らせを>笑)
この第一話目は、今まさに製作中。
どうぞお楽しみに。


あ。まだあった・・・!
ゲストライターとして参加している
Aging BIBLEブログを今日更新しました。
よろしかったらどうぞ。
Aging




ではでは
また机に戻ります。













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2012年6月20日 (水)

静かな空気。

Photo8Photo by じんくん;「あなたの横に」プロジェクト




仕事と、個人的な活動と、頼まれ事と
いろんなことが重なっていて
今、ちょっとだけ余裕がありません。
なので今週はBlogをお休みさせて頂きますね。


・・・なんてことを書くと
有り難いことに
とっても心配して頂くのですが
ちゃんと睡眠はとっていますし
体は大丈夫なので、どうぞご心配なく。
余裕はありませんが
それでも口角を上げて、ふんわり生きていますので。


皆さんにお知らせしたい事が
たまっているのですが・・・
それはまた来週。


いろいろあって
心が乱れることが多い世の中だけど
皆さんの毎日に
ほんの一瞬でも
静かな、温かい時間が訪れますように。
また来週、お目にかかりましょう。







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2012年6月18日 (月)

制作週間の始まり。

Img_1859
先週また沢山取材させてもらったので
今週からしばらく仕事部屋に引きこもって
制作三昧な毎日になりそうです。
ただいま製作中のネームは
来月発売号から始まる
「コドモの病気をお話ししましょ。」の第一話。


Img_3464

そしてこれは
その取材でうかがったお宅の
お嬢さんが描いた「非常口」(笑)


温泉ごっこをしている時に
「温泉には非常口が要るでしょ!」と
小学1年生の娘さんが描いて貼ったとか。
温泉ごっこ・・・。
温泉で連想する非常口・・・・・。
取材のテーマとは全く関係なかったのですが
思わず写真を撮らせてもらいました。
この非常口は残念ながら出てきませんが(笑)
第一話目のお話は
こんな明るいご家庭のアレルギーのお話です。


さあ、ネーム作業に戻って
また頑張ることにします。


<お知らせ>ーーーーーーーーーーーーー
本日ゲストライターとして参加している
Aging BIBLEブログの記事を更新しました。
よろしかったらどうぞ。

Aging



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2012年6月15日 (金)

「ふくしまノート」4話目。

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福島の子ども達の生活を取材し描いている連載漫画
「ふくしまノート」4話目が出ていました。
(またお知らせが遅くなりました・・・すみません)


今回は郡山に住む、父23歳、母20代後半の若い家庭。
現在3人目妊娠中のお母さんにお話をうかがいました。
夫の長期出張に同伴し滞在していた県外で被災。
その後、自宅のある郡山へ戻り
「福島で元気な赤ちゃんを産んで、
子ども達を健康に育ててみせる」と
福島での子育てに奮闘中です。


「自宅があって、実家があるここは私のふるさと。
ふるさとに戻りたい、
ここで子どもを育てたいと思うのは
私には自然な感情だと思う」
「でもここに住むことを決めたのは自分たち親。
だから私は子ども達の健康を守るために
自分にできる放射能対策は、出来る限りやる」
そんな言葉が印象的でした。
皆さんは、どう思われるでしょうか。
もしご自分だったら、どうされるでしょうか。
よろしかったら、読んでみてください。



Title

「ふくしまノート」1話目は
竹書房のサイトで無料でWEB配信されています。
こちらもよろしければどうぞ。



さて。
今日は「コドモの病気をお話ししましょ。」
取材のため、東京へ向かいます。
もはや新幹線は中央線の快速くらいの感覚(笑)
最近手放せないソイティー
(つまり紅茶に豆乳入れたもの)を片手に
今日もゆるゆると頑張ってきたいと思います。
東京、涼しいといいなあ・・・。


ではでは
今日も良い一日をお過ごし下さいね。











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2012年6月13日 (水)

季節のせい。

Photo6
「5月と6月は女性にとって疲れる季節だから
気をつけるんだよ」と
親しい友人が注意してくれたのは、ほんの数日前。
あーホントだったなあ・・・と
現在ヒシヒシと感じています(苦笑)


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どうも、今週は体が言うことを聞いてくれません。
かといって
頭が言うことを聞いてくれるわけではないのだけど(笑)
何だかだるさが抜けず、
何時間寝ても疲れがとれない。
これって、友人の予言通り
季節のせいなのでしょうか?


Teddybear2012

体調がイマイチだと
自然とキモチも引きずられて
ついついネガティブになってしまう。
それでも「大丈夫!」と言って
口角を上げておけば
少しだけ気持ちが上向きになってくれる気がするんだけど
人間、ずっと元気なんかじゃいられないものですよね。


最近の私は
パッとしない時は
パッとしないなりに
「こういう時もあるよね、大丈夫、大丈夫」と
自分に言い聞かせて
うんと甘えさせてやることにしています。
無理をしたって、無理なものは無理なんだもん・・・。


Photo5
これらの写真は
時々紹介させてもらっている、
「あなたの横に」プロジェクトに参加してもらっている
写真家・じんくんの写真。
彼がプロジェクトブログにアップしてくれる写真を
毎朝「今日はどんな写真かな」と見るのが
私の最近の楽しみです。


じんくんの写真は、とても不思議なことに
その日の私の気持ちにスッと入ってくるものばかり。
なんでわかるんだろ・・・・。
もしかして、読心術?(笑)
そう思われる人は、私だけではないかもしれません。




Photo2_2

これらの写真をご覧になって
「お・・?」と思われた方や
この季節
パッとしない気分の方には
じんくん写真を見てもらいたいな・・と思います。
あなたの気持ちを映し出したような一枚や、
ホッとする一枚、
「あ、そうだ!」と何かをきづく一枚が
きっと見つかると思うのです。
そんな発見のお手伝いができると私も嬉しいです。




Photo_3_2
この一枚は、ここ数ヶ月間の私の心情と言える一枚。
飛び立つ仲間達を見守る、地上の私・・・・。
今は、それもいいかなと。




Bnr
じんくん写真は「読む>プロジェクトブログ」にあります。





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2012年6月11日 (月)

2012年6月の石巻。

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7月に開催される、
ある女性の写真集献本イベントの打ち合わせのために
昨日、久しぶりに石巻に行ってきました。
一日中、石巻市内を周り
コーディネーターの「コンシェルジュ石巻」代表に
紹介してもらった沢山の方々とご挨拶していると
「わたしたちの震災物語」第一話
主役として登場してくれた、萬画館のOさん
バッタリ再会・・・!
「再会を記念して写真を撮らせて」と言うと
萬画館の対岸に建設された
新しい堤防にダダーッと駆け上がり
こんなポーズをとってくれました(笑)

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「萬画館から石巻を、そして日本を元気にするんだ!」
そう力強く言い放つ彼の心意気が嬉しくて泣けてきてしまいました。
震災から1年ちょっと。
被災県では疲れている人が多い中、
こうやって皆を引っ張り続けている彼の存在は
とてもとても大きいです。


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ここは再会の地となった
仮設店舗の「石巻まちなか復興マルシェ」
石巻市の中心部はまだ再開された店舗が多くなく
閑散とした印象があります。
2年間の期限付きのこのマルシェから波及して
少しずつ賑やかな元気な街になってくれるといいな。


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萬画館がある中州も巡ってみました。
中州には建物がほとんど残っていません。
中州周辺に残っている建物は
多くがこんな感じで
1階部分が損壊したままになっています。

Ishinomaki1261
去年の5月に井上が中州を訪れた時には
建物が逆さまに横転したまま転がっていたり、
土砂や瓦礫が山積みになっていました。


0ishinomaki1062
中州の先端は
どこまでが陸地で
どこからが川なのかわからず、
水中にあるべきもの、
家の中にあるべき家電や子どものぬいぐるみ、
学生のノートなどが散乱していて
自分がどこを歩いているのかわからない状態でした。


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それがこんなに奇麗に整備されて
区画がハッキリと見えていました。
たった1年で・・・・すごい!

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中州の先端近くに立ち、
津波に耐えた自由の女神は
1年前と変わらないボロボロの姿。
でも足下には丁寧に植えられた花々が
色とりどりに咲いていました。
この風景こそが、
今の石巻の姿。
そして被災県の姿ではないでしょうか。
足下を整備され、支援され、応援され
足下には希望の花が咲いていても
そこに立つ人間の心は
まだまだ変わらないのです。


この日、お世話になった方のお子さんは
3日間、水の中を漂い
精神的に深い傷を負われ
ご家族のお一人は
今もまだ完全には立ち直れていないとか。



世の中では
「忘れない」ことを必要とされ
「忘れない」ことを
まるで美徳のように説いている人がいるけれど
1年ちょっと経って思うのは
忘れないということは
簡単に強いられるものでも、他者に要求されるものでもない。
忘れないということは
必要なことであると同時に
時として、残酷なことでもあるはずです。
忘れないということは
私たち被災県に住むものにとって
まさにこの、
自由の女神のような状態であり続けることではないかな・・・
そういうことを、簡単に人に求められるものなのかな・・・
自分自身の傷を背負いながら、
それでも忘れないでいることと
忘れないという重い作業を
安易に人に求めることは違うような気がします。



1年経過した今、
「忘れる」ということが
人によっては
命をつなぐために必要な時もあるのでは・・・?と
思うようになってきました。
そしてそんなことを、少しだけ呟いてみたくなりました。


(※ 表現が足りない部分があったので、一部追記しました)


<お知らせ>ーーーーーーーーーーーー

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11日の今日
震災記録サイト「震災のキオク」
「未来につなぐブログ記事」を公開しました。

震災直後からの井上公式ブログにアップした
震災関連記事をまとめてあります。
2011年3月14日にアップした
一番最初の記事「何とか無事です。」を改めて読むと
過去にグイッと引き戻されそうになりました・・・。
この1年ちょっとの井上の率直な気持ちを綴っています。
よろしかったらどうぞ。





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2012年6月 8日 (金)

ご報告ふたつ。

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6月1日にゲストコメンテーターとして出演させてもらった
生放送の討論番組「ふるさと宮城の復興は」
好評につき(担当者さん談)
全国放送で放送されることになったそうです。
6月27日(水)15:15〜15:58までの
「ろーかる直送便」の中で
43分に短縮して放送される予定とか。
えー・・・・井上、丸いです。
最近少しばかり丸くなっちゃったうえに
テレビですもんね。
仕方ないです・・・。


他の出演者は
宮城県知事の村井さん、
放射能の専門家、除染アドバイザー、
宮城県漁業協同組合の方、
JA宮城中央会の会長。

放射能の専門家として出演された、
福島県の齋藤医師のコメントが素晴らしかったです。
それぞれ立場の言い分が理解できる、
落ち着いた雰囲気の討論番組になっています。
ご興味がおありの方はどうぞ。


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そして、先日募集告知させてもらった、
東松島の小野仮設住宅のソックモンキー「小野くんの素」ですが
全国からこんなに沢山の「小野くんの素」を
送って頂きました。
皆さん、ありがとうございました!
皆さんからお送り頂いたこれらの靴下から
さまざまな小野くんが生まれて
世の中に旅立って行こうとしています。
皆さんのお気持ちの一つ一つが
小野くんの魂となるんだな・・・と思うと
仲介をさせて頂いた私も嬉しいです。


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これは我が家の小野くんと
娘2号が作ったヨメちゃん。
すっかり我が家に馴染んでいます。
小野くんの里親さんが沢山現れますように。



さて!
今週は千葉、川崎、世田谷と仙台で
沢山取材させてもらったので
その後の作業(音声おこし)が貯まりに貯まっています。
これからガッツリと頑張らねば。
・・・と言いながら
日曜日は7月7日に開催される、
ある七夕イベントのために石巻へ。
すべての事が順調に進んで
すべての想いが実現できたら素敵・・・。
このイベントについては
詳細が決まり次第、改めて報告させてもらいますね。


今週末は少しのんびりしようかな?と思っていたのですが
素敵なことがあると
ついつい動いてしまいたくなってしまう私。
アレルギーが良くなって来たのを良いことに
相変わらずあっち行ったりこっち行ったりしてますが
本業を忘れないように(苦笑)
ちゃんと机につく時はつく!と
自分に言聞かせながら
バタバタ週末を楽しみたいと思っています。
では
皆さん今週も良い週末を。
来週またお目にかかりましょう。






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2012年6月 5日 (火)

取材ウィーク2日目。

取材ウィーク2日目。
※写真と解説追加しました(6/6)

6月5日の今日は
午前中に
川崎市の「子ども夢パーク」
午後からは
世田谷の「のざわテットーひろば」へ。
「日本冒険遊び場づくり協会」さん
事務所も見学させてもらいました。
上の写真は「子ども夢パーク」の半円の広場にある壁画。

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テットーひろばはなんと
個人が地域の子ども達に
提供されている私有地!
100人近い親子が
ランチ持参で遊びに来ていました。

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ここでは「汚れるからダメ!」と叱る大人はいません。
みんな、お着替え持参の万全の体制で来ています。
子どもが思いっきり遊んでいる間、
お母さん達はテラスで子ども達を見守りながら
お茶&情報交換。
何もせず、ボーッとしていても
誰も何も文句を言わない雰囲気です。

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思いっきり遊んでます!の証拠写真(笑)


こんな公園があるなんて素敵。
禁止事項なく遊べる場所づくりの大切さを知っている行政の存在、
継続して運営してくれている地元の方々の存在、
理解して私財を提供してくれる個人の方の存在。
世の中、「やるなあ」と
唸らせる人がいるモンです。
嬉しいことです。
ハイ。

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取材ウィーク1日目。

取材ウィーク1日目。
今週は3日間連続で取材の
取材ウィークです。
6月4日は千葉市の「子ども達の森」へ
東京の行政関係の仕事で
取材にうかがいました。
こんな森を子供達の遊び場に
提供するなんて
千葉市もやるなあ・・・。

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2012年6月 1日 (金)

シェリーさん@アスイクの日。

シェリーさん
3月にJーWAVEのラジオ番組にゲスト出演させてもらったご縁で
シェリーさんと、彼女の素敵な友人が
仙台の仮設住宅の子ども達の所に来てくれました。


今週の始めに突然「3日後に東北へ行きたいんです」と
お電話をもらった時は
正直言って少しビックリしましたが
震災後、都内でチャリティを開催するなど
支援活動をされていたシェリーさん。
実際に被災地へ足を運んでいないことを気にされていたようで
「自分の目で被災地を見ておきたい」
「自分にできることがあれば何でもしたい」と
真剣に考えてくれている姿勢が嬉しく、
仙台、岩手の知人に協力してもらって
彼女の被災地訪問と活動を
少しばかりお手伝いさせてもらいました。

与えられた時間は1日のみ。
日帰りで気仙沼→陸前高田→釜石→岩手県大槌町と巡り
大槌町では「おらが大槌夢広場」のスタッフが
町のガイドをしてくれました。
このスタッフはとても大切な方を亡くされた人で
シェリーさんと同じ年。
そして実際に自分の目で見る被災地の風景は
想像を絶するものだったようで
その後、仙台駅で私と合流した時は
「これをどんな言葉にして
全国の人に伝えたら良いのかわからない」と言っていました。
その気持ち、本当によくわかります。
あの風景を前にすると
言葉も何も無力だと感じてしまう・・・。


そんな話をしながら向かったのは
仙台市にある仮設住宅。

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この仮設住宅の集会場では
井上が理事をさせてもらっている、
被災した子ども達の教育支援団体「NPO法人アスイク」
週に1度、小中学生に学習サポートをしています。
(現在5カ所の仮設住宅と2カ所の学び場で活動中)
中には深刻な学習遅れの問題を抱えている子どもも。
シェリーさんと、彼女のお友達には
ここで大学生&社会人ボランティアに混じって
学習サポートをしてもらうことにしました。


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「まず、みんなで集まって英語の歌で英語を学ぼう!」と
小学生も中学生も一緒に
英語の歌で体の部位の英単語を勉強。
学習サポート前のボランティア達のミーティングで
「最初に皆で体を動かして何かすると
その後、集中して勉強に取り組めると思う」と
シェリーさん自ら提案してくれました。
ちゃんと考えて来てくれたんだなあ・・・・。
お陰で大盛り上がりで子ども達もスッキリ集中できました。

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歌の時間が終わると
中学生にプチ英会話学習を。
(傍らに社会人ボランティアの方が立って
心配そうに見守っています>笑)
最初はしどろもどろだったこの子は
この日、すごーく頑張って
いくつかのフレーズを覚え、スラスラと言えるようになりました。

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そして小学生の漢字の勉強のサポートも。
「漢字キラーイ」とヤル気なさそうにしていた小学生の女の子に
「私も漢字、超キラーイ」と言って和ませつつ
いつの間にか漢字練習させていたのはすごい!


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学習時間が終わって
それぞれの仮設住宅内の家に帰って行く子ども達と
ハグでお別れ。
小学生も最後には「See you!」と言うなど、
すっかりプチ国際人に変身していました。


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子ども達が帰った後は
ボランティア達の反省会。
「始めは緊張したけど、子ども達と関われて良かった!」と
感想をもらいました。
シェリーさんのお友達は
途上国の事情に詳しい職業の方で、
「子どもには受け止めてもらう大人が必要。
今日、子ども達とふれあって、ハグして
その大切さを改めて実感した」と言っていた言葉が
心に残っています。
・・・おっしゃる通りです。
被災した子ども達に必要なものは
まさにそれなんですよね・・・・。


学習ボランティアを終え、
最終の新幹線に駆け込んで帰って行った彼女達。
「またあの子達に会いに来たい」という言葉を聞いて
何ができるかわからないまま、
被災県に足を踏み入れた彼女が
「自分にできる何か」を見つけたんだな・・・と
母のように(笑)嬉しかったです。


震災後、芸能人、有名人の慰問は多すぎるほどあり
残念ながら慰問する人の自己満足だけで
終わってしまっていたものが多くありました。
今回の彼女の被災県訪問が
ただの慰問にならなかったのは
彼女自身が被災地の問題を自分の問題としてとらえ、
被災した子ども達のことを
自分のことのように感じていたからだと思います。
その気持ちが彼女に無ければ、
正直言って、私もお手伝いさせてもらわなかったと思います。


「今後、子ども達のために何かやりましょう!」と言って
この日の子ども達と同じように
瞳をキラキラさせた彼女達と
仙台駅の新幹線改札口で
子ども達と同じようにハグをしながらお別れしました。
子ども達のために素敵なことができたらいいな。
それが実現できたらいいな。
そんな気持ちを共有できたことが
何よりも嬉しかったです。





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