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2012年7月23日 (月)

むくみとり大作戦。

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んんん・・・・?
この物体は一体なに・・・・?


実はコレ、
日本かっさ協会・会長の島田淑子先生から教わった
水分排出ダイエット期間中に
主食代わりとして食べられる、糖質ゼロの
おからパンケーキなのです。
乾燥バジルを入れてフォカッチャ風にしてみました。
我が家の卵は黄身の色が強いので、
卵焼きみたいな色になってますが
決して卵焼きではありません(笑)


これが、まあ。
お腹いっぱいになるし
オリーブオイルと天然塩を付けて食べると美味しいし
お通じにはメチャクチャ良いし
とってもおススメ。
水分排出期間は終了して
むくみもスッキリとれたのですが
何だか食べたくなって、また今日も作っちゃいました(笑)
半分くらい冷凍して
少しずつ食べようと思っています。


このおからパンケーキのレシピと
水分排出ダイエットのやり方は
ゲストライターとして参加している
Aging BIBLEブログでご紹介しています。
ご興味がおありの方はどうぞ。
Aging


夏場はどうしてもむくみがち。
体調に注意して
スッキリとした体で過ごしたいものですねー。






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2012年7月21日 (土)

「コドモの病気をお話ししましょ。」連載開始しました。

Kodomolg
またうっかり
お知らせするのを忘れていました・・・!
反省、反省・・・・。


15日発売の集英社YOUにて
新連載「コドモの病気をお話ししましょ。」が
いよいよスタートしました。

・・・・じゃなくて「しています。」
第1回目のテーマは食物アレルギー
3つの食物アレルギーを持つ小学3年生の男の子の
乳児から今までの闘病体験を描かせてもらいました。
男の子の奮闘は9歳の現在も続いていて
本人も、本当によく頑張っています。
9年間の歴史があまりにも濃くて
今回は前後編にさせてもらいました。


食物アレルギーを持つ子どもは増えているようです。
今や、あらゆる病気の情報は
本やネットで簡単に得られますが
なかなか当事者の「気持ち」まではわからないもの・・・。
その時、親はどう感じるの?
その時、子どもはどんな気持ちなの?
どういうことが大変なの???という
体験した人が感じる「ホントのところ」を
この連載で皆さんにお伝えできたら良いなと思っています。


お読みになったら
ご意見ご感想を集英社YOU宛てに頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします♪


では、
良い週末をお過ごし下さいね。







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2012年7月18日 (水)

我慢を教えてくれる草履。

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「家の中で履く布草履が欲しいなあ」と呟く私に
娘2号が着古した黒Tシャツと
自分でストックしていた布切れで
布草履を作ってくれました。


しっかりした質感で
足の裏が気持ちいい!
でも歩くと鼻緒が痛い・・・。
いやいや、
せっかく作ってくれたんだから
我慢だ!と
これ履いて、ユルユルと歩く日々です。
(早く歩くと激痛が起こります)


人間、時として我慢も必要。
この夏は足の指間が鍛えられるかもしれません。
それが何に役立つかわからないけれど(笑)
とりあえず、我慢、我慢の毎日です。





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2012年7月17日 (火)

遠方からの思い。

Photo2     Photo by じんくん/「あなたの横に」プロジェクト

この3連休、皆さんいかがお過ごしでしたか?
私は、いつも通り自宅で仕事をしながら
いつも通り、家族のために食事を作り
いつも通り、穏やかに過ごしながら
豪雨災害に遭われた九州や京都などの方々のことを思うと
いつも通り不自由無く生活できることを
ふと申し訳なく思う連休でした。
被害に遭われた方々が
どんなに悲しい思いをされたことか
どんなに大変な思いをされたことか
お気持ちをお察しします・・・。



同時に
こうして立場が変わって初めて
東北の震災の時には
こんな風に心配して頂いたんだな・・・と
実感しました。
あの時から今まで
東北の現状にばかり目が行き
「何とかしなければ」という思いが先立って
他地域の方々の感情まで慮る余裕を失っていました。
震災の春に全国で多くの花見が自粛された時も
「なぜそんなことをするの?」と
不思議に思ったものでした。
同じ日本で
被災して大変な思いをしている人々がいる現実に
心を痛めてくれた方々がいたこと、
その存在の大きさ、有り難さを
改めて感じています。
東北は
私たちは
全国の方々から気持ちを寄せてもらったんだな・・と。



Img_4888
昨日、友人の呼びかけで
災害支援物資として九州へタオルを送る取り組みに
微力ながら協力させて頂きました。
呼びかけと共にタオルは続々と集まり
この大きなバッグ3つ分になりました。
竹田市、阿蘇市、日田市、中津市などで
配給されるそうです。
被災地域では刻々と状況が変わります。
大きなことではなくても
自分が今、できることを
今すぐにすることが
一番大切なことだと思います。


天候が落ち着くのと同時に
九州北豪雨の報道は瞬く間に激減しました。
浸水、損壊した住宅では
これから泥出しや片付けに追われる日々が続くことでしょう。
夏は始まったばかり。
気温が上昇すれば作業が困難になるでしょうし
再び天候が不安定になれば
復旧していない地域や地盤の緩んだ地域では
ご苦労が尽きないでしょう。


報道されなくても
今、この時にも
大変な思いをしている人々が確実にいる。
同じ日本に住む人間として
私たちは
その事実を忘れてはならないと思います。
親戚や家族を心配するように
「あれからどうしてる?」と声をかけるように
時々でも
自分から現地の情報を得る小さな努力を
継続することが大切なのでしょう。
東北のすべての人々が感じた空しさを
九州や京都他、豪雨災害に遭った方々が
再び感じることがないことを願っています。












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2012年7月13日 (金)

今日は先週末から石巻で開催していた
シロクマ君写真集の献本イベントのご報告を
たっぷりとさせてもらおうと思っていたのですが
今日一日、
色んなトラブルにみまわれ
それらの対応でてんてこ舞いしていたために
記事の準備も更新もできませんでした。
後日改めてご報告させてもらいますね。


ふう・・・
それにしても
今日起こった問題・・・
私に100%非があったのに
ご迷惑をおかけした方に
逆にとても協力して頂き、
大きな問題に発展することが防げました。
顔も知らない方だったのですが
本当に良い方だったな・・・。
世の中、いろいろあるけれど
私は人の力と気持ちを信じたい。
そう思いました。

では皆さん、
良い週末を。
また来週お目にかかりましょう。

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2012年7月11日 (水)

Aging BIBLE Vol.3発売されました。

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7月10日に発売された
集英社Aging BIBLE Vol.3
今回も体験取材漫画を描かせてもらいました。


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今回は
俳優や音楽家、アスリートにおなじみの
姿勢動作法「アレクサンダー・テクニーク」を
発展させたオリジナルメソッド「身技(みわざ)レッスン」
仙台⇔東京を往復して8回受講しまして
その体験と実感をレポートしています。



簡単に言っちゃえば
体の余計な力を抜いて
良い姿勢を保てば、体も心もラクになるよ。

というものなのですが
これが、まあ・・・!
立ったり座ったり、歩いたりが、ホントにラク!!
とてもシンプルなのに
魔法にかかったように動作がラクになって
目からウロコが何十枚落ちたことか(笑)。
1回習得すると一生モンですから
すべての女性におススメです。
私はこの方法で
体から力を抜くことを知ってから
「ま、いっか」と考えられるようになりました(笑)。
結果的に、精神的にもかなーりラクになった気がします。

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でもってAging BIBLE Vol.3では
「アラフィフ・ダイエット倶楽部」メンバーとして
こんな企画にも顔を出しています。
(わー・・・恥ずかしい・・・!)


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しゃ・・・写真が大きすぎて
これまたお恥ずかしいのですが・・・・(大汗)
昨年末くらいから、個人的に「いいな」と実感して
毎日クルクルしていた「かっさマッサージ」
疲れとコリがとれるし、
頭もスッキリするし、
何より自宅で10分くらいでできて
お金がかからない!
「かっさ」には年末に出会って始めましたが
その頃、取材で東北を駆け回っていた私には
「かっさ」は無くてはならない
疲労回復グッズだったのです。
疲労回復しながら美容にも効果があるのだから
頑張っている女性にこそ
取り入れてもらいたいなあ・・・・。



で、その「かっさ」を
今回は偶然、特集として取り上げることになり、
あの「かっさの伝道師」島田淑子先生直々に
マッサージ方法を伝授して頂くチャンスをもらって大感激!
ただし、集英社の会議室。
しかも井上、スッピンです(笑)

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それはさておき
今号のAging BIBLE
まあ、これでもか!という情報盛り沢山。
自分が掲載してもらっているからということではなく、
1冊にこれだけのお役立ち情報が載っている雑誌って
本当に希少価値です。
例えば、首筋と背筋を整えるための
自作枕の作り方
が載っていたり・・・・

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40代女性のための
これだけで具体的なトレーニングができる
老眼予防メソッドの折り込み付録もついてて・・・・・

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健康&美容効果を上げる
発酵食の1週間集中メニューなんてものまで・・・!!

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この本は1冊980円なのですが、
ハッキリ言って
そこらヘンの美容雑誌を数冊買うよりも
この本1冊買ってじっくり読んで頂く方が
断然読み応えがあって、お得です。
編集長はじめ、ベテランライターさんが
こんなにも熱い気持ちを込めて作ってる本は珍しい・・。
書店で手に取って見てみてもらえると
きっとその意味がわかってもらえると思いますので
是非一度、チエックしてみてくださいね。



このAging BIBLEにはVol.1から
関わらせて頂いていますが
正直言って漫画家の私には
少々畑違いな気がしていた時期がありました。
もっと正直に言えば
瓦礫が散乱した被災地を巡って取材している自分と
都内のキラキラした高級クリニックで
体験取材させてもらっている自分とのギャップに
大いに悩んだ時期もありました。
でも、悩みの中で、ふと思い出したのです。
震災後、
ようやく営業を再開したドラッグストアの前で
長時間並んでいた時に
私の後ろに並んでいた母娘は
「一人10点まで」と購入制限された状況で
「まずアイブロウペンシルを買おうね!」
「避難所でも眉くらいは描きたいもんね」と
瞳をキラキラ輝かせて話していたこと。
そして避難所でボランティアさんから
化粧水をもらって久しぶりにつけた年配の女性が
「カサカサの肌に染み込むみたい!」と
満面の笑顔で喜んでいたこと・・・。
その顔が可愛くて、少女のように見えたこと・・。


今回、私が担当して
紹介させてもらった「かっさマッサージ」も
姿勢動作法も
高級なサロンに通ったり、
高価な美容器具、健康器具がなくては
出来ないものではありません。
そして、どちらも
短時間でできて
美容、健康を目的としながらも
忙しい毎日の中で自分自身と向き合える
大切な時間となると思うのです・・・・。


被災地の仮設店舗には
必ずと言って良いほど美容院が入っています。
いつか、被災と美容というテーマで
取材した漫画が描きたい!!という想いも
Aging BIBLEとの関わりの中で
密かに持ち続けてきました。
だからこれからもAging BIBLEで関わらせてもらえるならば
「東北で、そして全国で
頑張っている女性にこそできる美容法を」というスタンスで
頑張って描かせてもらいたいな
参加させてもらいたいな、と思っています。


そしてなにより
こんなに熱い思いがこもった、
素敵な本作りに関わらせてもらえる私は
本当に幸せ者だな・・・・と思っています。








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2012年7月10日 (火)

週刊きみどりの日。

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本日は河北新報夕刊で連載中の
イラストコラム「週刊きみどり」
の日。
今回のお題は
「ノンフィクション漫画家って・・?」


漫画家だと言うと必ず
「どんな漫画を描いているの?」と
聞かれるのが面倒臭くて、
それなら自分から言ってしまえ!と
肩書きで表現してみたのですが、
更にわかり難くなってしまった感があり、
最近「何か他の表現ないかな」と悩んでいます。


「取材漫画家」
「レポ漫画家」
・・・うーんイマイチ・・・。
とりあえず名刺もまだ残っているし、
このままいくかなあ・・・。
てなことを書いています。
東北地方の方、よろしかったらどうぞ。
(FBの投稿より)




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2012年7月 9日 (月)

そして今日は取材@塩竈。

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今日は連載漫画「コドモの病気をお話ししましょ。」
取材のために
松島のお隣の塩竈市へ行ってきました。


ここは塩竈の観光船発着場になっている
「マリンゲート塩竈」
7月1日にようやく営業が再開されたところで
敷地内には被災して店を失った小売店さんが入った
仮設店舗ができていました。
厳しい状況ではありますが
小売店さんには、何とか頑張ってもらいたいな・・・と
思いながら、
取材の前に立ち寄って
しばし見学させてもらいました。
来週は陸に打ち上げられた観光船が
修理を終えてこの港に戻って来て
お祭りが行われるそうです。
多くの人で賑わうといいですね。


この2週間、
大船渡に大槌、石巻、塩竈と
バタバタと走り回っていたので
さすがに少しばかり疲れ気味・・・。
今週は制作週間なので
またまた自宅に引きこもり状態です。
バタバタ走り回った後は、じっと制作というのも
バランスがとれて良いかもしれませんね。
疲れた体を休めつつ
今週も頑張ります♪


<お知らせ>ーーーーーーーーーーーーーー
Aging

ゲストライターとして参加している
Aging BIBLEブログ更新しました。
今年の夏の目標服発表しています。
よろしかったらどうぞ。








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2012年7月 6日 (金)

石巻で、北極星に願いを。

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いよいよ明日、7月7日(土)から
石巻中央公民館での、Lisa Vortさんのシロクマ君写真展と
写真集献本イベントが始まります。

この春、この写真集を出されたLisaさんと、企画のUさんと
ちょっとしたご縁で知り合い、
あなたの横に」プロジェクト
今回の石巻のイベントに後援として参加させて頂くことになりました。



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このイベントは「Book for two」という献本企画で
1冊の写真集を誰かが購入すると
もう1冊が被災地の子ども達のもとに届くという取り組み。
昨年11月の東京ミッドタウンで開催された写真展を含め
東北7カ所のイベントで400冊の献本支援がありました。
石巻では7日と8日の石巻中央公民館で、毎日150冊
9〜13日の石巻専修大学図書館で、100冊
合計400冊を先着でお贈りします。


石巻中央公民館でプレゼントするのは
南極と北極が対になった可愛い写真集。
石巻専修大学でプレゼントするのは
私が大好きな写真集「White Gift」です。


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南極と北極が対になった写真集は
私が理事をしている仙台の教育支援団体「アスイク」の
本棚にも置いてあって
子ども達が興味深そうに見ています。
両面が表紙になっていて
もう片方の表紙は、北極のシロクマ君です。


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「White Gift」は大人が見ても・・・いえ、
大人にこそ見てもらいたい写真集。
一枚一枚の写真に添えられたメッセージも素敵。
この写真はのメッセージは


Transcend
越える。






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Know that you're not alone.
ひとりぼっちではないことを知る。




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そして最近の私のテーマ。



Surrender!
手放そう!









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Lisaさんはこの人。
現在は青山学院大学や明治大学などの教壇に立ったり
英語のテキストを出版したり
朝日新聞のAsahi Weeklyでコラムを連載されています。


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そして明日、7日(土)の15:00〜17:00は
「あなたの横に」プロジェクトタイム
として
井上が2時間を担当。
プロジェクトメンバー・Ria&ノリシゲの生ライブと
プロジェクトメンバー・写真家のじんくん
スライドショーを楽しんで頂きます。


 

東日本大震災チャリティ曲となった
Ria&ノリシゲ「歩きましょう」は
生で聴くと、本当に胸にじんわりと響きます・・・。
ライブの前には
私が隠れ家にしている仙台のカフェ・モンサンルーさん
スペシャルコーヒーも無料提供させて頂きます。
(先着50名様)
井上のトークタイムもあって
何だかすごーく盛りだくさんですが(笑)
皆さんとご一緒に、ふんわりと過ごせたらと思っています。



76d石巻中央公民館といえば
震災後は避難所として多くの石巻市民に使われていた場所。
とてもレトロな施設なのですが、
それが明日からの2日間は
大ホールを真っ白に覆って
北極の世界にするということ・・・!



大きな真っ白なキャンバスに
思いっきりお絵描きできるコーナーもありますよ♪





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昨日、その設営作業前には
作業安全祈願祭が行われました。
祈祷して下さっている僧侶の天野さんに
「イベントの成功も併せて祈願させて頂きました(^人^)」という
キュートな顔文字入りのコメントをもらいました(笑)
(写真は天野さんのFBからお借りしました)


それにしても、すごい人数の作業員さん・・・。
このレトロな公民館が
どんな風に変身するのか・・・?
すごく楽しみです!


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これは3月に開催された
仙台の「カフェ・モンサンルー」での写真展。
温かい空気に包まれた
とても大切な時間を過ごしました。



頑張って
頑張って毎日の生活を送って
そして少し疲れてしまった方々の心が
ほんの少しだけ休めることができたらいいな・・・。
そんな時間を皆さんと一緒に過ごせたら・・・と思っています。
是非是非、お気軽に遊びに来て下さいね。
石巻中央公民館でお待ちしています♪







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2012年7月 4日 (水)

岩手県大船渡市・越喜来(おきらい)日記。


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岩手県大船渡市にある小さな集落、越喜来(おきらい)に
久しぶりにお邪魔しました。
町は震災後とあまり変わらず、
ガランとしていましたが
津波で流され荒野となっていた大地は新緑で覆われ
海面には「やませ」が。
幻想的な風景に時を忘れて、しばし見入っていました。


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津波ですべて流された町の中心部には
仮設店舗が建ち、営業を始めていました。
3ヶ月前に来た時は建設中だったのですが
看板が立つと町が色づき、活気が出て来た印象が。
生活している人の体温を感じる町になっていました。



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昨年出版した「わたしたちの震災物語」の取材でうかがった
「三陸とれたて市場」さんに1年ぶりにお邪魔しました。
「三陸とれたて市場」のこの事務所は少し高台にありますが
津波被害に遭い、いまだにこの状態。
年内をメドに建物の復旧工事をするそうです。
そういえば去年の夏は
まだ電気が復旧していない、真っ暗なこの事務所の中で
取材をさせてもらったっけ・・・・。
たった1年前なのに、遠い昔のことのように思えます。





取材をさせてもらった「浜のミサンガ」のCM。
昨年の震災後、この動画を見た時は
一人でボロボロと泣いてしまいました。
いまだにこの動画を見ると
涙が込み上げてきてしまいます・・。




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「浜のミサンガ」発祥の地、越喜来の女性達の手仕事は
次のステージを迎えていました。
「三陸とれたて市場」さんの事務所横には
女性達の新しい事業である「漁師のおつまみ研究所」
海産物加工工場が。
三陸の海産物は難しい局面にありますが
安心できる素材と情報を
積極的に世の中に出してもらえるといいなと思います。
その後の「食べる」「食べない」は
それぞれの人がそれぞれの状況と考えによって
判断するべきことなのでしょう。






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普段はこのように町の女性達が調理や作業をしているそうです。
(この写真は「三陸とれたて市場」内田さんのFBからお借りしました)






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試作品のマンボウを頂きました。
これはマンボウの皮と身の間にある部位を茹でたもの。
この部位は一般に食されないため
市場に出ることはあまりないそう。
それを何とか商品化できないか?ということで
試作を重ねている最中だそうです。
味と食感は、固めの刺身こんにゃくという感じ。
コラーゲンたっぷりです。





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八木代表自ら焼いてくれた、プレミアムたこ焼き「越喜来スペシャル」
(井上が勝手に命名)
タコとエビがたっぷり。
こんな贅沢なたこ焼き、他に無いよなあ・・・。


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「漁師のおつまみ研究所」
通称「おつ研」メンバーのお母さん達。
そして「わたしたちの震災物語」の「浜のミサンガ」の回で
主人公になってくれたウッチーこと、内田さん。
実は今回の訪問は
「三陸とれたて市場」の八木代表の提案で
震災直後からずっと
この越喜来の町とお母さん達を支え続けてきた内田さんに
似顔絵入り色紙をサプライズプレゼントさせて頂くため。



あれから1年の間に越喜来では
何度も津波警報、津波注意報が出されたそうです。
その度にお母さん達が頑張って作ったミサンガを抱えて
避難していたという内田さん。
そんなウッチーの存在なくしては
ミサンガもおつ研も成り立たなかったかもしれません。
私自身も、昨年取材させて頂いた時は
彼のちょっとした言葉にから
「あ、そうか」と発見することが多くありました。
震災後数ヶ月間の取材は
迷うことや苦しむことが多く、
あのタイミングで彼に取材させてもらったことを
有り難いと思った、あの帰りの車の中。
その後の取材に向かうためのステップになりました。
まだ整備されていなかった、ボコボコの道路を
一人で車を走らせた、あの日の風景を思い出します。



その人の存在の大きさは
本人にはわからないのかもしれなけれど
静岡出身の彼が、このタイミングで三陸にいたこと。
それは三陸にとっても、彼にとっても
何か大きな意味があることなのでしょう・・・。




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屋根まで津波に飲まれた町の小学校の向かい側には
手作りの資料館が出来ていました。
(右側の赤い看板がある所)


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空き地に作られた公園が無くなって寂しい思いをしていましたが
撤去された公園の看板をここに発見・・・!
いやあ、この看板を再び見ることができて嬉しかったです。





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この資料館は
子ども達の遊び場にもなっていて
地元の有志が自発的に運営をしています。
代表にお話をお聞きしましたが
この資料館について書き始めると
長ーーーーーくなってしまいそうなので
また改めて。





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以前公園にあって
撤去されたと子ども達の壁画が
ここに移築されていました。
こうやって、以前
町にあった物がそこにちゃんと在るって
なんて安心するのだろう・・と実感します。
越喜来の未来の姿はまだ見えて来ないけれど、
この町は、見えない所で
少しずつ、少しずつ変化が起こり、進んでいる。
そんなほのかな逞しさを感じました。












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2012年7月 2日 (月)

大槌町吉里吉里日記。

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この週末の2日間は
岩手県大船渡市の越喜来と
大槌町へ行ってきました。
越喜来には、ある方に呼ばれて
取材させて頂いた方々と再会するために、
そして大槌町には
イベントを見学するためにお邪魔したのですが
たくさんの「お久しぶりです」と
「はじめまして」が入り交じった
とっても濃い二日間でした。
今日は大槌町と、大槌町吉里吉里の写真をご紹介。
越喜来の写真は、後日改めてご紹介しますね。


まず、上の写真は
大槌に半年前に出来たショッピングモール「マスト」の屋上から
大槌町中心部を海に向かって望んだ風景です。
冬までは流された住宅の区画がむき出しで
グレー1色だった町も
初夏を迎え、色づいていました。
これだけで、気持ちが少し明るくなっている人も
いらっしゃるそうです。


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この日、大槌町では
「ありがとうロックフェスティバル」が開催されました。
マスト屋上のメインステージのトリは
大槌町吉里吉里在住ミュージシャン、
Ria&ノリシゲの40分間のライブ。
彼らは「あなたの横に」プロジェクトでも
音楽でメッセージを届けるメンバーとして
一緒に参加してくれています。

http://kimidori-pro.cocolog-nifty.com/yokoniproject/music.html
(↑数ある復興ソングの中で私が一番好きな曲です。
是非聴いてみて下さい)


大槌高校吹奏楽部の子ども達と「歩きましょう」を演奏し、
最後の曲が終わると同時に
大槌の夜空に花火が舞い上がりました。
小さな町に、大槌を愛する5000人の人々が集った一日。
誰もが「仲間がいるって素晴らしい」と
思える日になったことでしょう。


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一夜明けて、吉里吉里へ。
ここも流された住宅跡が
緑の野原になっていました。


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そんな野原と化した吉里吉里沿岸部に
Ria&ノリシゲが経営するカフェバー「Ape(アペ)」があります。
3ヶ月ぶりに訪ねてみると
店がまた大きく育っていました(笑)。
来るたびに増設されて成長している店って
他にはあまりないかも。


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増設部分から店内を見ると
あらら・・・こんなに広くなってる。
私が初めてここに来た去年の年末の
倍の面積まで育っています(笑)。
またノリシゲさんと、お兄ちゃんが
腕をふるったんですねー。
この店は瓦礫や廃材で自作したものなのです。


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ここでは昼は自家焙煎の有機コーヒーと
ハーブティーが飲めます。
他にもノリシゲさんのお兄ちゃんがいたら
ラーメンが食べられることも。
そしてノリシゲさんのお母さん手作りのスィーツは絶品!
自家製ドブロクと自家製餡で作った酒まんじゅうや
ひょうず団子、
黒蜜蒸しプリンなんて、まあ・・・
本気で美味しい!
そこら辺のパティシエもビックリするほどの腕前です。
思わず「お母さん、これ200円じゃ安過ぎ!」と
突っ込むと、
「いいのいいの。みんなが美味しそうに食べてくれる顔で
私が元気にさせてもらっているんだから」とお母さん。
これらを仮設住宅の広くない台所で作るのは
大変なことだと思います。
でも「私にはやるべきことがある」と
毎日奮起して頑張っていらっしゃる様子。
笑顔がとても素敵な可愛い女性です。

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そして、あれ・・・?
いつの間にか、ゲルが建ってました・・・!(笑)
吉里吉里の人って物作りが好きな人が多いらしく
とにかく発想が面白い。
右脳派集団だなあ・・・と感心させられることがよくあります。


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中を見ると、とても日本とは思えない。
「何のために建てたの?」と聞くと
ゲストハウスなんだとか(笑)。
確かに・・・先日のゲストの名残がありますねー。
でもなぜ、ゲルなんだろう?
聞き忘れたので、今度聞いておきます。


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ここは大槌町北小学校の敷地にある、
プレハブの仮設店舗。
個人商店や飲食店、TSUTAYAなども入っています。
向かい側と横にも2階建ての棟があり、
仮設店舗は合計で3棟。
地元の人々でにぎわっていました。
コミュニケーションの場としても活用されているようで
一つ一つのお店が生き生きとしていたのが
嬉しかったです。
いろんな被災地の仮設店舗を見せてもらったけれど
こんなに活用されている仮設店舗は
珍しい方かもしれません。


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そして大槌町のお隣の釜石には
瓦礫の集積場ができていました。
緑色のシートで覆われているのが
分別済みの瓦礫です。
広大な面積に幾つも並べられた瓦礫の巨大な山。
これらがすべて、かつては誰かの生活とともに
各家庭にあったものなんだな・・・
そう思うと
あれから1年以上たった今でも
やりきれない思いに捕われます。


岩手県沿岸部の二日間の滞在から仙台に戻ると
いつものことですが
仙台にいる自分が
何かしっくりこない・・・。
仙台にはガラス張りのビルが並び
高級車が走っているし
スタバやマックなども幾つかあって
壊れたビルは、もうありません。
半面で、そんな街にホッとさせられる自分もいるけれど
自分の魂の一部が
まだ沿岸部から戻って来ていないような感覚があります。


そのせいか
今は大槌町や吉里吉里の人々のことが
描きたくて仕方がないのです。
連載3本を抱えている今、
物理的に余裕が無い毎日ではあるのですが
それでも描きたい!
その思いを実現するには
この出版不況の世の中では
何かと問題が多いのですが
思いだけは持ち続けていよう・・・。
そしてなるべく早く
この思いを世の中に出せるよう、
出来ることはやっておこうと思っています。




もしかしたら吉里吉里の
物づくりびと達に感化されちゃったかな(笑)
戻って来ない私の魂は
きっとまだ吉里吉里でフワフワとしているのでしょう。



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